映画「大奥」感想集映画「大奥」感想-1

見て来ましたよん。

けっこう混んでて、女の子が圧倒的に多く、二宮クンのファンなのでしょうか。むかーし、ジョニー・デップの「クライ・ベイビー」を小さな地下の映画館で見た時、中学生みたいな幼い少女たちが、せいいっぱいのおしゃれをして、ぎっしりロビーを埋めてたのに、一人私が大人だった、あの時以来かもしれない、こんな感じは。

あの時に比べれば、女の子と言ってももう少し年上っぽかったけど(まあレイトショーだったせいもある)、ぽつんとひとつ空いてた席を見つけて「そこ、空いてますか?」と聞いたら、隣りに座ってた女の子から、うなずきながらも変にまじまじ見られてしまった。そんなに変なかっこうもしてなかったつもりだけど、こんなおばさんは韓流映画しか見ないんじゃないかと思っていたのかしらん。

でも、誰かのファンだったからかもしれないけど、ほぼ満員だった若い観客、実にお行儀がよかったなあ。何がすごいと言ったって、この映画、日本映画なのに字幕が出るんだよね、全部。それも「ウグイスの鳴く声」とか「錠前の開く音」とか、効果音まで全部。
聴覚障害者の人などは、日本映画が字幕がない分、外国映画より楽しめないという事情があるから、これはいいことだろうけど、ただ、ベッドシーン(ふとんだが)で、「二人のあえぐ声」とかまできちんと出るのには驚き、それに誰一人笑いもしなかった(他の笑うべきとこでは笑ってたのに)のにはさらに驚き、もうマジで感動したよ(笑)。

終わった後、その若い子たちがあっちこっちで「面白かったー」と言い合ってた。うん、私も面白かったです。でも今夜はもう時間がないので、どこが面白かったかはまた明日(笑)。

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カツジ猫