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今ごろ鏡餅

正月に飾った鏡餅の、上の段のがカビでまっ黒になっているのを削って雑煮にして食べてから、ほぼ一週間、もっとかな。カビはないけど、もっと大きい下の段のを、かっちかちになってるのを包丁で削っていたけど埒があかず、まるごと電子レンジで熱してみた。少し溶けてやわらかくなったのを、何とか削って小さい塊にしたのを、少しかじってみたら、すごくうまくて、朝食はパンもそっちのけで、それを食べてしまった。

パンと言えば行きつけのお店がコロナ対策か、これまでなかった丸パンを何個もつめたセットを出していて、買ってきたら、おいしいんだけど、もっちりしすぎていて、なかなか噛み切れない。しょうがないから、これも焼く前に、小さく切り分けておくことにした。

マスク二枚が配布され始めたそうで、悪夢の中にいる気がしている。あんなに不評で誰もが喜ばなかったものが、それでも配布されてしまって466億円が無駄になるという現実が一番恐い。それをどうともできないマスメディアも、私たちも、本当に情けないし恥ずかしい。

もらったマスクを寄付しようとか送り戻そうとか、いろんな意見が飛び交っているようだが、いろいろ考えなくてはならないことも多いこんな時期に、そんなことで頭を使わせられるのがまた言いようもなく、いらだたしい。だから何も考えてはいないが、家の前の掲示板に貼り出して、回りに「本当に人をバカにしている」という張り紙をぐるっと貼っておこうかと考えたりしている。

「断捨離」シリーズの続きを書くのに、「あらしの前」という子どもの本を読み直していたら、小さい時に読んでわからなかったこと、わからないまま記憶には残っていたことの数々が、あざやかによみがえり、戦争直前のオランダの家族の日常が、ひたひたと胸にせまって吐息しか出ない。「私たちはワーテル線で守られているんだよ」とくりかえす父親のことばに、私は「ワーテル線」ということばを、これで覚えたんだったよなあとあらためて思う。

写真は例のネズミの絵本です。そう言えば今年はネズミ年だったっけ。

 

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カツジ猫