うっわー、寒い。
◇４月８日の土曜日に、共産党の小池書記長が博多駅前に演説しに来るというチラシが、「しんぶん赤旗」に入ってたので、家の前の掲示板に貼っちゃれと思って、さっき外に出たら、まあ雨はそぼふるし、風は冷たいしで寒いの何の。昨日は暖かだったのに、まったく毎日どういうことだよ。雨が降るのは花にはいいけど。
◇昨日夜中過ぎまでかかって、「江戸名所図会」の片岡寛光の序文を写した。えーかげんにせーやというぐらい長かったけど、根岸に引っ越した理由が、近所が下手な音楽の演奏でうるさくなったからだとわかったのは面白かった。そして、序文はずっと前の著者の先代に頼まれて書いてたのに、その原稿が見つからず困っていると長々ぐちってるのも身につまされ、さらに老いの衰えもせまってとか書いているのを見ると、全体の文章の何となくだがよれよれ感も含めて、これが３０代とはちょっと思えないよなあ（死んだのが３０余歳と６０余歳と二説ある）。３０代というのは、国学者伝記集成の記事らしい。この本は持ってるので、ちょっと確認しておこう。
次にやりたいのは、寛光がほめちぎってる服部菅雄「壺石文」の平成６年の静岡県富士文庫の翻刻と、私がコピー持ってる東北大の同じ本の異同がどれだけあるかってことで、そんなに長い紀行じゃないからいいけど、しんきくさい仕事になりそうだ。
一方で、九大の近世の学術雑誌からは、私のエッセイを掲載すると知らせて来たので、細かい修正をいろいろしなくちゃだし、熱海からは温泉誌の本が立派にしあがって送られて来たので、誰にさしあげるか決めなくてはいけないし、もう、することがやたらと多い。
◇学校の体育に銃剣術をとりいれるということが、またどさくさに決定されたそうで、武道家でもある内田樹さんをはじめ多くの人があきれたり怒ったりしている。最後にこれをねじこんだのは、例の自民党のヒゲの佐藤氏らしい。いつぞや戦争法の時に、「あかりちゃん」から完璧に論破されてまだこりてないのかい。あかりちゃんから電車のどっかの無人駅に放りだされときゃよかったものを。
