こっこれは…
宝田明さんが亡くなったのですね。平和を訴えて講演したり本を出されたりしていたし、九条の会関係でお話を聞いたこともありました。そういうお気持ちもあらわれているような美しい方でした。小さいころ母と観た映画で、他の二人と三人の若者を演じた中で、幼い私の一番の好みだった(笑)のも思い出します。私は好きな俳優やアスリートがどんな思想や信条を持っていても、まるで気にはしないですが(好きな相手に限ります。特に好きでない場合はただもう大嫌いになります)、宝田さんのように同じ願いを持って、それを表明する勇気を持っておられるのを見ると、演技や外見に加えて、やはりまたちがった幸福なものを目にした気がしましたっけ。
Googleフォトがまだ復活しやがらないので、新しい画像がアップできないのですが、さしあたり昨日の「花祭り」ディスプレイについて。おひなさまの後、お節句の飾りに移行するのも早すぎる気がして、安い花祭りグッズを当面飾ろうかと思って買ったのですよ。左のお釈迦様は柘植製で、でもちょっとかわいすぎて、ありがたいより親しみやすいお顔なのが笑える。問題は右のドームが、窓辺においたら日光を集めて火事になるかもという注意書きがあって、それであきらめて、玄関にひそかに飾ることにした。
これだけじゃ淋しいから、たしか四国にある叔母の菩提寺から、寺内の天然記念物級の立派な蓮の花の写真が送って下さって来てたよなあと朧な記憶をたどっていたら、これがまたいきなり「呼びましたか?」って感じで古い荷物の中から出て来た。普通のL版とかパノラマとかいろんな大きさの、とてもきれいな写真ばかり。
とりあえず、ありあわせの額縁に入れて背後に置きました。実は今はもう二枚増えて、とても豪華?なディスプレイになってるんですけどねえ。
パノラマ用の写真入れも一応注文してるのですが、問題は微妙に大きな数枚。2L版かと思っていたけど、さっきネットで大きさを確認して測ってみたら、こっこれは何だ、微妙に2Lより大きいじゃないか。立派な写真で蓮の花はとても綺麗なんだけど、どどうやって飾ったらよかろう。実はこれも親戚に送ってあげようと思ってたのですが、これじゃかえって迷惑かなあ。と言って、特別な枠の額縁買うお金なんて、さかさにふっても出ないしなあ。
かたがたいろいろ腹が立つので、直接写真を印刷してアップしちゃいます。2Lもどきのやつ三枚です。実物の写真はもっときれいですよー。
でも三月は、愛猫のキャラメル、豊べえ、庭で死んだ野良猫さん、そして宝田さんと、本当に偲ぶ相手がひしめく月になったなあ。たしかもう一匹、誰か猫がいたような。蓮の花にふさわしい季節なのかもしれません。
たった今ラジオで流れたウクライナの件で抗議したロシアの女性のインタビューとか聞いてると、ひどい状況ではあるにしろ、ロシアにはまだとても救いがあると実感する。日本もこのような強さを身に着けなければと切実に思う。核兵器とか軍事力とかより。