さて、本日のおすすめは
作っておいてから言うのも何ですが、このホームページ、何しろあまりにいろいろありすぎるので、初めて来られた方は迷路みたいで、どこから何を読んだらいいか、迷われるかもしれません。
あまり参考にはならないでしょうが、ときどき、おすすめのページを紹介しておくことにします。
今日は「川っぷちの小屋」コーナーに入っている、「宇宙風平和論」。
トップページの一番下には、このタイトルで出てるんですが、「九条の会」の中の、「ロバート・シェクリィって知ってますか―SF小説で平和を考える」という項目になっています。ごめんなさい、わかりにくくて。
もともとは「九条の会」関係の資料として書いたんですが、それとは関係なく、楽しめます。というか、楽しんでほしい。
このホームページを制作して下さった若い方と、作業の合間におしゃべりしていて(だからカツジ猫が仲間外れにされたと嫉妬する)、いろいろ勉強になるんですが、この前は人工知能の話をしました。
あれ(人工知能)がチェスで人間に勝ったとき、会場がお通夜のように沈んでいたと初めて知って私が驚き、それではあまりにも人工知能にかわいそうだし失礼ではないかと思ったのはさておき(だってそうじゃんよ、自分たちが作っておいてからに、負かして喜ぶって病気じゃん。絶対にいい趣味じゃないよなあ)、「だって、チェスなんて人工知能が一番得意に決まってるじゃないの。そんな分野で負けたって、何を落ちこむことがあるの」と私は言ったのですが、人工知能を愛する彼もつい、そのときは最後には人間を応援する気分になったんだそうで。
そんなん、ほんと、かわいそうやん。人工知能は孤独だったろうなあ。淋しかったろうなあ。何のために生まれてきたかと思うよなあ。抱きしめてやりたくなるよ。どんなかっこうしてるものかは知らんけど。
そういう話をした後だと、この「宇宙風平和論」で紹介した、プッシャーの話とか、すごく考えさせられるんだよね。愉快に心が、かきまぜられる。
あと、同じコーナーの「小説・れくいえむ」も、ぜひ読んでほしいかな。ネタばれだけど、この小説はきっとそれでもいい気がする。ついでに「映画・ひめゆりの感想」と、「私はパラオで戦った」も読んだら面白いかもしれない。
ところで、そのかたがパソコン作業をしておられる間、私はつい、買ったまま放っていた「悪玉伝」を読みあげました。なかなか面白かった。そうか、長崎があったかと最後思ってしまいました。
写真は、叔母が遺したアクセサリーの中にあった、手巻きの時計のブローチ。