1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. つくづく思うの

つくづく思うの

「ミヤネ屋」はじめ、テレビ局の一部の方々のがんばりで、統一協会と自民党の関係がだんだん知られて来たようだが、それでもまだまったくと言っていいほどこの問題に触れようとせず、問題の核心の容疑者とさえ言ってもいい元首相の美化にせっせと励んでいるらしいNHKのありさまが、本当に異様である。

いい趣味だとは思わないが、局の内部や現場での毎日がどういう雰囲気なのか、ちょっと想像してみたくなる。やせても枯れても腐っても、報道に自分をかけて生きてきたであろう職業人の皆さんは、毎朝毎日、他局の(しかも民放だよ)リアルな報道を小耳にはさみ横目で見ながら、やくたいもないニュースやしらじらしいヨイショ番組の打ち合わせをしているのだろうか。それで疲れないのだろうか。誰かがため息とかもらさないのだろうか。こそっとぐちも言わないのだろうか。おたがいも回りも見て見ぬふりで、さりげなく仕事を進めているのだろうか。どーゆー職場の雰囲気なのか、想像したくないけど、つい、したくもなる。

今年の夏は、よくセミに激突される。アブラゼミにも一度、クマゼミにも一度か二度。草取りをしていたら、ひざや胸にぶつかってきて、あれと思う間もなく、すぐ飛んで行った。あまりの暑さに彼らもちょっと航行感覚とか狂っているのだろうか。
昨日は上の家の玄関前で、クマゼミがぶっ倒れて、アリにたかられているのを見た。拾い上げたらまだ生きてるようでもあったから、アリを払って家に入れて、はちみつと水を入れた皿の上にのせてみたけど、だめだったみたい。セミの病状や健康状態なんてまるで見当つかないからなあ。
今朝まで待って、キナモチの樹の下に埋めてやった。今日も朝からものすごい猛暑だったが、その樹の上でも多分同じクマゼミが元気に鳴きまくっていた。

埋める前に撮った写真。ごらんのように立派なクマゼミで、いつぞや私が助けた羽が破れたセミとは別人?である。あのセミも、飛べないだろうから、きっともう死んでいるのだろうな。それにしても、こう暑かったらクマゼミも西日本だけでなく、東北や北海道にも現れるようになるんじゃなかろうか。あのカッコいい姿を北の方の人にも見せてあげたい気はするが。

買ってきたバラの一本が元気がなくなったので、花だけ切って飾り、茎は庭の鉢に挿しました。スプレーバラって、わりとよく根付いてくれるんですけど、この暑さではどうでしょうかね。

何しろ暑さがすごいので、やけになって羽根布団を干し、タオルケットを洗濯しました。あっという間に乾いてくれて、これだけはまあありがたいか。今夜はふかふかふとんで眠れそうです。

食事のときにてきとーに見ている海外ドラマの「ハワイファイブオー」ですけど、今日見た回は自信のない男性に女性のナンパ術を教える、インチキセミナーの話で、それはどうでもいいんですけど、そのセミナーに出席している男性たちの顔や雰囲気が、美醜とかいう以前に、ほんとにもう、とことん冴えない、自信がないパワーがないオーラがない感じの人ばかりで、よくもあんな俳優をあれだけかき集められたなあ。あるいはあれが俳優たちが演技でかもし出してる雰囲気なのなら、それはそれですごいことだなあ。

Twitter Facebook
カツジ猫