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はー、やったぜー

明け方にやっと、「水の王子」の続編の紙本の最終校正をすませた。いろいろ紆余曲折あったものだから、いい出来だとは思うけど、本ができあがって来るまでは、ちっとも心は休まらない。だけどまあ、前進できてるだけでもいいや。

いただいたセロリが採れたてで、おいしかったせいか、体調までいい。大きなのを二本いただいて、ひとつは誰かにさしあげようと思っていたけど、この分ではあっという間に食べ尽くしそうだから、全部ひとりじめすることにして冷蔵庫に入れてしまった。

いつものことながら、それでまたちょい調子に乗って、凍りつくような寒さの中、上の家に行って、かねて書庫の奥に作りたかった「荷造りコーナー」に着手してみた。人に何かを送りたくなったときの、大小さまざまのダンボール箱とか、かんとかびんとか、つめもののパッキングとか、ガムテープとか、マジックペンとか、そういうものを一箇所に集めておけばいいような気がしてたのだ。ついでに住所録とかも、その辺に集めておけば最高だ。

で、普通ならとっくに処分されそうな、がたがたの小引き出しの底にきれいな紙をしいたりしていたら、あっという間に時間が経って凍えながら暖かい部屋に逃げ帰ったけど、時すでに遅く風邪気味で、あわてて薬を飲んで、暖かいミルクも飲んで、くたっと寝てたら夕方には何とか復活した模様。でも他の仕事は全然進まないし、見る予定で楽しみにしていたテレビ番組もいろいろ見逃してしまうし、あれこれ腐りながら、とにかく校正に取り組み、たまった洗濯をすませた。でももう戸外に出る勇気がなく、廊下に干してすますことにした。

荷造りコーナーを作り始めたとき、そのへんの紙袋の中のものを整理していたら、もう多分何十年も大昔の、シールの残りが二枚見つかった。これまた捨てても全然かまわないものだったけど、ちょうどその程度の消耗品を使いたかった、例の水回りの注意書きの上にくっつけてみた。うん、案外悪くないじゃんか。

大相撲の錣山親方(寺尾)が亡くなったそうだ。びっくりしたのはまだ六十歳だったとのことで、なぜか私と同年か年上ぐらいに思っていたのは、人気力士としての時期がそれだけ長かったからだろうか。こんなにどんどん知ってた人がいなくなると、まだ生きているのがいったい誰と誰なのか、もうわからなくなってくる(笑)。

このブログ、私はこれでも全人類が見ていることを常に意識し、そうそう攻撃や炎上を招きそうなことは書かないようにしている。だが、昨今のイスラエルのガザへの攻撃やパレスチナの人々への配慮の無視などを見ていると、もうほんと言いたくはないし、多分いろんな段階でまちがっている見解だろうが、「親から虐待を受けた人は親になったら同じ虐待をする」という、救いのないことばが、頭のすみにちらちらうごめくのを抑えきれない。それが自分でも屈辱だ。

自民党の次の総裁は誰がいいかというアンケートをどっかがやってるそうで、知ったことかとしか言いようがないが(そもそも私はあんな政党の党首が誰になるかに世間を注目させるぐらいなら、まだ大谷の犬の名前で騒ぐ方がましだと思う)、3位か何かに河野太郎が入っているのは愕然とする。政党政策に関係なく、ああいうのはあらゆる意味で絶対に人の上に立たせちゃいけない男だぞ。

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カツジ猫