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ぼくも、みんなのなかまいり(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

ぼくの、こころは、いま、いろいろとみだれています。
 かいぬしがしったら、きっと「ばかだねえ」とわらうとおもうし、
ぼくよりさきに、しんだ、せんぱいねこたちも、ばかにするだろうけど。

ぼくの、はつめいにちは、いろんなひとにおまいりしてもらって、
とても、にぎやかで、たのしかったんだけど、
そのあと、おきゃくさんが、くるよていがあって、
すこしだけ、いえをかたづけたとき、かいぬしは、
おもやの、ぶつまにあった、おじいさんの、せっこうぞうを、
したの、はなれにもってきて、
かわりに、ぼくのしゃしんたてをひとつと、かざりものを、
おもやのぶつまに、うつしました。

ぶつまには、しょだいねこの、おゆきさんや、ほかのどうぶつたちの、
しゃしんやなんかが、ならんでいて、いえもおおきいから、
みんなで、くらしています。
 ぼくも、いきていたときは、そこにずっと、いました。

でも、ぼくが、したの、はなれで、しんでからは、ずっと、
ぼくのしゃしんや、おそなえは、はなれにおいてあって、
おもやには、ひとつも、ありませんでした。
 はじめて、みんなとおなじところに、ぼくのばしょができたから、
ほんとうに、ぼくは、しんだんだなあと、おもって、
なんだかちょっと、へんなきぶんです。

したのはなれには、ぼくのしゃしんがいっぱいあるし、
にわの、おはかにも、はなれにも、いつでもいけるんだけど、
せんぱいの、きゃらめるさん、あにゃんさん、みるくさんは、
いまもまいにち、したのいえにずっといるし、
なんだか、はなれが、ぼくのいえじゃなくなったようで、
かなしくてしかたがありません。

かいぬしは、うえのいえには、あまりこないので、
まいにち、とても、さびしいです。
 ほんとうに、ぼくも「れきしのいちぶ」になっちゃったのかなあ。

「うえのいえにも、いばしょができただけでしょ。
ここは、いつもおまえのいえよ。
 さびしかったら、まいにち、きて、ずっといればいいのよ」と、
かいぬしはいうけど、そういわれたら、ぼくにも、ぷらいどがあるから、
したのはなれには、いきたくありません。

うえのおもやは、にぎやかで、たのしいけど、
ぼくはやっぱり、かいぬしのいちばんそばに、くっついていたいんだい。
いったりきたりするんじゃなく、ずっと、そばで、くらしたいんだい。

「もうちょっとまっといで。うえのおもやも、かたづけて、
わたしもそこで、もっとまいにち、くらすようにするから」と、
かいぬしはいうんだけど、そんなの、いつになるか、わからない。

「あわてなくてもいいよ、すこしずつは、かたづいていってるし、
わたしたちには、じかんは、いくらでもあるんだし」と、
しょだいねこの、おゆきさんは、ぼくをなめて、なぐさめてくれるけど、
ぼくのこころは、おちつきません。

はいいろねこの、ぐれいすさんが、「おもやをかたづけてくれない」と、
まいにち、もんくをいってるけど、
そのきもちが、ちょっと、わかります。
 はやく、おもやを、きれいにして、どっちのいえも、
ぼくと、かいぬしのすむいえに、してほしいなあ。
 でないと、どこにいていいか、わからないんだもん。

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カツジ猫