やめちくり

大寝坊して九時過ぎに起きる。外はうらうらと言うより、らんらんと（笑）陽が照っていて、でも、昨日洗って干してしまったから洗濯物がない。くやしい！と歯噛みしながら、とりあえず食事は後回しにして水まきに出る。草だらけだから、ついむしりたくなるのだが、それだとあっという間に時間が過ぎて食事が遅くなるから、目をつぶって、とりあえず、たんぽぽだけをちぎって引き上げる。昨日解凍しておいた鶏肉がなま解けしてたから、切り分けてしょうゆやみりんや酒につけて、とにかく朝食をと、しなびた大根と芽が出始めた玉ねぎで即座の味噌汁を作る。冷蔵庫の中の残り物を点検してひっぱり出して何となく朝食はできそうなので、つい、鶏肉も少しだけフライパンで炒めていて、焦げ目がついたころ、ひょいと庭のハーブをちぎって入れたくなり、ついでに花の写真を撮ろうと、火をとめて庭に出て写真を撮っていたら、さっき見逃したたんぽぽが一つ、もう綿毛になっている。そうはさせるかと、ちぎって片手ににぎりしめたまま（他の草ならその辺に投げておくのだが、綿毛頭はゴミバケツか屋内のくずかごに入れて子孫を絶たなくてはならない）、写真を撮ってハーブをちぎって台所に戻ると、もうあわてて混乱してて、あやうくハーブをくずかごに、たんぽぽの綿毛をフライパンに入れるところだった。間一髪で回避した。

そんでもって朝食を食べたのが正午。まあ昼食を三時に夜食を七時に食べりゃいいか。

こんなんだからもうテレビを見る間もろくにないのだが、さるワイドショーで出演者が皆すぐに「どうなんですか、田崎さん」と、たかが田崎史郎に教えを請うようなもの言いをするのも気味が悪いし、若い出演者の一人が「大谷選手を嫌いな人っていないでしょ」とへらっと言うのが更に気持ちが悪い。そういう言い方、本当にやめてくれ。少なくとも、ごく交友関係が狭い私でも、大谷選手を嫌いな人は数人知っている。それが健全な世の中ってもんでしょうに。

自民党の懲罰問題もいいかげんあきれかえるが、こんなん、言ってみれば自分ちの子どもがよそで盗難や傷害やひき逃げを冒したのを、自宅で食事を抜いたり小遣い減らしたりして、それでいいことにしようとしてるのと、いったいどこがちがうってんだ。

そんなこんなでバタバタしながら撮った写真の数々。まずは、チューリップとフリージアの乱れ咲き。

どっちがどっちかわからんと言われそうですが、上がチューリップ、下がフリージアです。

こちらはこの春初めてのバラ。

やっとちゃんと開いたリヴィングストンデイジー。スーパーではきれいだったのに、なかなか開いてくれずに、やきもきしてました。