わが家の米騒動

ふわあ、もう。
　何だか一気に「水の王子・町で」を書き上げてしまったんだけど、おかげで他の仕事は全部やりかけで、ぐちゃぐちゃ。どうしてくれよう。

先日、スーパーで米の大袋を買った。５キロのおまけに１キロついて６キロになってるのに目をくらまされた。配達してもらうのもめんどうで、よろよろしながら引きずるようにして持って帰ったが、もうみっともないから、ああいうことはよそうっと（笑）。行きつけの店の人にも「そんな無理はなさらないで」とあきれられた。

私は米はイマンという今はないメーカーの、素敵なホウロウの箱に入れてるのだが、袋ごと入れることにしてるのもあって、６キロ袋が大きすぎて微妙にふたがしまらない。ええい、いっぱい炊いてしまえばいいんだといつもは二合たくのを四合たこうとしたら、うちの炊飯器三合炊きで、一合あまってしまった。もう濡らしてしまったし、とりあえず一合だけ出して三合炊いたものの、その一合をどうやって食べようかと悩んだ。

どこかで読んだ気がしたので、フライパンでトマトと一緒に炒めてみた。そしたら美味いとまでは言えないけど、まあまあ食べられるものができて満足した。ときどき、ごはんの炊いたのが切れていて、あわてることがあるのだが、パンもない時はこのようにとっさに米を炒めたら一食食べられるやんと、意を強くした。最近トマトがスーパーにあふれてるので、しばらくトマト祭りにするか。ナスも一本買って来たから、明日は両者を炒めてみよう。

今日はいやに寒かった。残っていた灯油を焚いて快適に過ごしたが、明日はまた猛暑らしく、ほんとにこの天気は人を殺すつもりか。

庭ではあいかわらずバラとユリが勢いよく、一時枯れそうに見えた竹が青々とよみがえったのがうれしい。これなら七夕も立派につとめられそうだ。桔梗も妙に増えて、とうとう一輪、花が咲いた。叔母が遺した花も気づいたら二輪ほど開いていた。

私は台湾問題はどうしていいかよくわからないし、アメリカや日本のやり方にあんまり感心もしないけれど、たださー、天安門事件の慰霊イベントが中国では厳重に禁止され、台湾では盛大に行われたなんて話を聞くとなあ。中国の正統な継承者は台湾だって、つい口走りたくもなるよなあ。