タクシーもいいな

「教育大について」の連載にはまっていたら、他のことがなかなか書けない。
最近、長らくほったらかしていた、フェイスブックとツイッターも使うことにしたので、短い文章はツイッターに書くことにしようかと思っています。そっちも見てね。まだフォロワーとやらが三名ですけど（笑）。
フェイスブックにも卒業生や元同僚がときどき声をかけてくれるので、何かそっちで話す話を見つけようかと思っています。

昨日は飲み会に行くので、タクシーを使って散財しました。免許返納を進めるけど、こんなペースでタクシーにお金使ってたら、二千万どころか二万もたまるわけないわ。

そう思う人多いらしくて、行きも帰りも、私が誘導したわけでもないのに、運転手さんは「免許を返納して困ってる、後悔してるお年寄りのお客さんたち」の話をことこまかにしてくれました。本当だったら、タクシーに乗ってもらえるのですから「免許返納いいですよー、返納した人皆幸せそうですよー」とか言いいそうな気もするのに、よっぽどお客さんたちの愚痴がすごいのかしらん。

運転手さん自身が、「免許返納奨励は、保険会社さんの陰謀ですよ」「統計とったら十代の事故が一番多いのに、高齢者の事故ばっかりとりあげて」「情報操作してますよ」って言うんだもんなあ。
で、極めつけは、この話。

この前乗せたお客さん、ちょっとお年をめしたお父さんでしたが、まだまだしっかりしておられて、駅前のレンタカー屋に行ってくれとおっしゃるんです。何でも家族から無理やり車を処分されたんだけど、その家族は遠くにいるし、自分は一人暮らしだし、猫も飼ってて、そのエサを買いに行くだけでもタクシー使わないといけないし、もうとにかく不便で絶対やって行けない。だから、今からレンタカー借りて、それ運転して、新しいクルマ買いに行くっておっしゃって。

聞いたら私と同じ７５歳の方らしい。思わず、猫さんともども、がんばってほしいと思ってしまった。それにしても、遠くに住んでて、一人暮らしのお父さんの車を処分して、何のケアもしないほど、マスメディアの宣伝は、高齢者の家族を追いつめてるんですかねえ。
はあ、たまにタクシーに乗ると、勉強になるわ。

写真はしばらく、田舎の家の、母とモモちゃんシリーズで。どっちももう、この世にはいませんが。