ドラマティックもほどがある
えーっ!って、遅すぎる話ですが。
一昨日だっけ、ネットでセ・リーグのクライマックスシリーズの経過をちょい見したら、5対3か何かで阪神がリードしてた。おー、ようやく目が覚めたのか、これからじわじわ反撃が始まるのだろうなとか思って、他の仕事をしてて、深夜か翌朝かニュースを見たら横浜が逆転して勝利し、日本シリーズの進出が決まっていた。しかも決定打を打って活躍したのが元ホークスにいた三森選手だって。
三森選手って、ただいただけじゃない、ファンフェスや何かではいつもメインにいて、栗原選手や周東選手とステージで踊ったりしてた(と思ったら同じ長身の椎野選手とまちがえていた。ちなみにこのダンスでは栗原選手が一番まじめに練習してセンターやってた)人気者だった。ふだんのプレーでも活躍してたし、今でもきっと人気がある(笑)。
三森選手のファンフェスはこちらでした。これも相当のインパクトです。
言うまでもなく横浜からホークスに移って話題になり、リーグ優勝にも大きな役割を果たした山本祐大捕手もいるし、代わりに横浜に行って活躍した尾形投手や井上選手もまだホークスでなつかしがられている。誰が味方か敵なのか、選手も混乱しそうなんだけどいいのかな。
しかも数年前には横浜が勝ってるし、なかなか予断を許さない。メディアも変に下世話な興味で敵意をあおることなどなく、両チームもファン同士も楽しむものにしてくれればいいが。
そんなことになってるとは知らないから、私はのんびり、ホークスの最終戦に、メジャーに行った千賀滉大投手が観客席で観戦していたと聞いて、その少し前にたまたま工藤元監督に関して、ここに紹介した古い動画を思い出したりしていた。これは千賀投手がホークスにいたころ、何かの記録のお祝いボードに皆の寄せ書きを書いてもらおうとしてる動画で、今見直すと、千賀投手も若々しくて、仲よしの甲斐選手も楽しそうで、ばりばり現役の和田投手や最盛期で中心の中村晃選手も元気だし、笠谷選手や川島選手や石川投手や嘉弥真投手など、よそに行ったなつかしい選手たちもにぎやかに話してるし、今ではともに好守備で知られる周東、川瀬両選手が、エラーばかりしていたと、しおらしく小さくなってるし、栗原選手は何だかぴちぴち若々しくて生意気で元気だし、その中で森投手があいかわらずで、ちっとも変わらないのも、それ以上に今と全然変わらない柳田選手もいるし、そこにまじった工藤監督も楽しそうだし、何だか縁起でもないが死後の世界でも見ているような(笑)、幸福感と淋しさにあふれていて、この世界にいたころの皆はもう戻ることはないのだなと、あらためて思った。
なつかしくて、せつなすぎるから、もう一度リンクしておくか(笑)。
中日の監督になった工藤氏は、初対面ではまだ中日の選手たちと当然ながら、この動画の世界のような一体化は生まれていないようだし、これからどうなるかもわからない。稲葉監督もたしかどこかの監督になるような話があったし、そういう近代的な発想の監督たちが指導するチームが増えてくるのはうれしいが、なかなか簡単にうまくいくものでもないのだろう。
そう言えばホークスの栗原選手は、ふわふわしていたのが少し目が覚めたのか、CS勝ち抜けのビールかけの祝いの席で、試合後のいろんな受賞が若い庄子選手や鈴木選手に集中したのに(それは私はいい人選と思ったけど)不満で「パーソル賞って、自分ですよね絶対!」と言って回ってて笑った。その手の不満を大っぴらにもらすのは牧原選手の専門分野だが、思えばああいう不満を陽気に口にできる雰囲気を作ったのはよいことだったかもしれない(笑)。そういうあけっぱなしの素直な気分を失わずに、日本シリーズもがんばってほしいものだけど。
ちまたではCSの最後に周東選手と日ハムの山縣選手が交錯して、とっさに回避した両者の笑顔と配慮が話題になってる。「選手同士は仲がいいのに」というファンのコメントもあって、どんな熱戦になっても、それはなくしてほしくない。
