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何とかクリスマス

家の内外にクリスマスグッズを飾って、その一方で、正月準備にもとりかからなくちゃいけないんだから、いやんなる。数の子と餅は買ってあるから、あと、寒天と淡雪と黒豆でも買って、重箱につめるかな。正月にしかスーパーに出ない、自分の好きなものだけを買って集めるという、身勝手なおせちだ。つるしっぱなしにしていた干し柿を先日ひとつ食べてみたら、まあまあの味だった。鏡餅に飾るのは、あれでいいや。

クリスマスは母の命日でもある。ケーキとチキンとシュトーレンを注文してあるのを引き取って、結局赤くならなかったポインセチアでも見ながら、家でひっそり過ごすとしよう。12月初旬の祖父の命日も忘れていたので、いっしょに祝ってしまうことにするか。

今日は髪のカットで久しぶりに町に行く。年末だしクリスマス前なのに、何だか町はあまり華やかに見えなかった。コロナのせいか物価高のせいか日本が衰退してきてるのか。全体的にどことなく活気がない。

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カツジ猫