変化のきざし

朝からノコギリの音がしていたので、裏の崖の栗の木が斬られているのかもしれないと思って出て行ってみましたが、まだのようでした。曇り空に広がる大きな梢と枝を見上げていると、車と言い、猫小屋と言い、本当に入れ替わりの時期だなと思ったりします。

ヤフーのニュースの見出しに、「首相ヤジで中断」とかあるから、よっぽど野党のヤジの嵐で首相が立ち往生したのかと、うっかり思って読んで見たら、この期に及んで首相はまだ自席からヤジを飛ばし、それで発言中の議員が抗議して中断したのだった。情けない。そういう品性と知性の首相だと忘れていた自分にも腹が立つ。

体調が悪いのと忙しいのとで、ろくにニュースも見ていないが、見出しだけ見ていても、どことなく現政権への批判がにじみはじめ、言論統制がほころび始めている気配がする。とは言ってもまだまだだが。毎日新聞の夕刊など、最近はどこかの週刊誌じゃないかと言いたくなるような紙面づくりで、どういう方向をめざしているのか、気になる。

プロ野球のプレミア１２とやらの国際交流戦があっていて、日本も勝ち進んでいる。キューバと韓国が明日は対戦する。ネットで感想を見ていたら、キューバを応援して韓国に絶対勝ってほしい！と熱烈に言っている人が多い。キューバにはソフトバンクの人気選手が何人もいるからとは言え、隣国への憎しみは社会主義国への憎しみなんか、あっさり凌駕するのかと思ったら、複雑な笑いがこみあげる。

大学入試がいろいろ話題になっているが、英語のヒアリング試験について以前に「大学入試物語」で、ぼやいたことがあったっけ。おひまでしたら、お読み下さい。

私はかなり昔から、猫たちのために、家中あちこちに格子戸を作っていて、訪れる人たちに面白がられていたのだが、ネットで見たら、最近では、もろ、それと同じような格子戸セットが売り出されていた。ごらん、私は時代に先がけていたのだよ（笑）。