天からの贈り物
久しぶりに雨、朝からずっと雨。最高!
東京では猛暑だったらしいが、ここ九州北部では、ほどよい気温でありがたかった。
小雨の中、庭の業者さんが来てくれた。お金がないのでと言い訳しつつ、伸びすぎて手に負えなくなった柿の木とミモザの木だけを、一万五千円で切り詰めてもらうことにした。まあ、何とかなるだろう。
それで一息ついたのか、やけになったのか、こてこてのチョコレートケーキが妙に食べたくなり、ケーキのおいしい店に行くのはめんどうで、いつものスーパーの中のお店で、ショコラケーキを買って帰った。なのにそのまま疲れて眠って、翌朝つまり今朝の朝食にこてこてケーキを食べるという暴挙に出た。それでもおいしかったけど、当分もう甘いものはいいかな。
古い荷物の中から出てきた腕時計の数々を、メンテナンスしてもらい、動かなくなってた二つを修理に出した。これも合わせて三万ぐらいになっちゃいそう。若い頃のささやかなバブル期につい買っちゃった腕時計ばかりで、どれもそんなに高くはないんだけど、中には今はない珍しいデザインのもあったりするし、かわいいのもある。でもマジで十本近くあるから、全部つけるにはタコかイカにでもなるしかない。
人にあげるほど上等でもないし、とっかえ引っかえ使うしかないと、前にもここで書いた、オブジェに引っかけて飾っとくことにした。実際の見た目はそこそこおしゃれなのだが、なぜか写真写りはあんまりぱっとしないのよね。

そろそろ集中講義も始まるので準備にかかっている。が、この数年カリキュラムの都合か受講生が十人前後と少なかったので、そのつもりでいたら、名簿を確認するとなぜか三十人近くになってて、あわててる。テキストそのものがぎりぎりの数しか残っていない。自費出版した本で、使い切ったらそれはそれでカッコいいが、ちょっとカッコよすぎる。これ以上人数が増えなかったら何とかなるだろうけど、どうすっかな。
昨日か今日か、高市政権が成立してから一年目だそうな。何の成果もあげてないというか、できれば何もしないでくれと言いたいことのオンパレードで、唯一のよりどころは支持率の高さなんだそうだ(と、いうようなことをワイドショーが言ってる)。
内容はともかく、以下はもう私の好みだから 別に賛成してもらわなくてもいいが、首相のあの、奇妙なメリハリをつけた、下手な三文役者みたいな、安っぽいしゃべりかたは、もうちょっと何とかならんのか。聞くだけで気持ちが悪くて背すじがぞわぞわして来る。それをうっかり聞くのがいやさに、昨日今日ずっとテレビを見ないで過ごした。どうして普通にしゃべれないのだろうね。おかしな抑揚をつけまくって、変なところで単語に力をこめて、中身が何もないだけに、とにかくひたすら醜悪だ。
今日の夕方になって、さすがにもう大丈夫かと思って、ドラマ「孤独のグルメ」とプロ野球のドラフト会議を、かわるがわる見ていた。どっちも面白かったけど、ドラフト会議の方はなあ…他に方法もないからいろいろ考えた結果、ああいう形式になってるんだろうけど、毎年毎年、見れば見るほど、人身売買か奴隷市場じゃないかと思ってしまって、選ばれる若者たちがかわいそうで見ていられない。家族も含めて、自分の希望も無視されて人生を決められるなんて、ひどすぎるシステムじゃないか。それを当然のこととして、年々派手なショーとして定着して行くのを見ていると、ますます残酷な気がしてならない。
このホームページで公開している電子書籍の「お買い物と文学」、そろそろ紙本にしようと計画中なのだが、その中に「買ってはいけない」という章があって、売買できないもののことも書いてある。奴隷やら選挙の票やら。そんなことも思い出す。