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幸せでも心は折れる(笑)

今朝どうせいるんだろと思いながら外に出ると、猫の母子はいなくなっていました。
夕方まで現れる気配はありません。
どこか無事に暮らせそうな場所を探しているのでしょうね。
私に昨日追い払われたのと、身を隠す下生えと藪がかなりなくなったのと、どっちなのか両方なのか知りませんが、ここは安心して住めないと判断したのかもしれません。

お隣のご主人にその話をして、「子猫の顔はかわいかったし、トイレさえしなければ、いるぐらいはかまわないんだけど」と言うと、ご主人も「そうよ。見たらかわいいし」と言っておられました。
思えば昔はシルバーだのしまおだの、家に来た猫を私もかわいがっていたのだよな。
でも、一匹か数匹かは知りませんが、あのしつこく毎朝庭にトイレをしまくった猫が、もう二度と私からそういう気分になる要素を奪いました。
あそこまでしつこく毎朝いやな気持ちにさせられることがなければ、こんなに迷うことなく猫を排除する決意にもいたらなかったでしょうけど。
そういう点では、おまえは限りなく同胞に不幸を招いたよね、と何だか多分どこか非常にまちがってる意地悪なメッセージを、その猫に送りたい誘惑にかられています。

それにしても、人間不幸だけではなく幸せでも心は折れるもので、張り切って庭の木を切るつもりが拍子抜けして、仕事にとりかかりそこねました。
それでもとにかく、のこぎりを買いに行こうとしていたら、押し入れからまだ使えそうな立派なのこぎりが出て来ました。もうちょっと日が落ちて来たら、これで木を切ってみるかな。明日にするかな。

上の家も少し片づけてみましたが、まだまだ先は長いなあ。しかし、早いところ、コラージュ・アトリエを片づけて、じゅんぺい&みなきちが入ってもいいようにしておかないと、暑くなったら、境のガラス戸を開けてやらないといけないだろうし、きゃつらはまだ小さいから、私の猫用の格子戸がきかないんだよなあ。あいつらが、あそこを通過できないほどでかくなるまで、置いておく気はさらっさらないし。

日進月歩の二匹は、じゅんぺいが今日は格子の木をよじのぼろうとしていたし、水を入れておいた器に初めて鼻をつっこんで、ぺちゃぺちゃ飲んでいました。みなきちはもう楽々と私の膝にかきあがって来ます。
あいかわらず、みなきちのかわいい写真がなかなかとれず、じゅんぺいの写真の失敗作もなかなか生まれず、ため息をつくばかりです。

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カツジ猫