心が震える
さっき、「断捨離狂騒曲」の「残された手帳」に書いた黒い手帳をさしあげた社民党の方から電話があって、手帳の持ち主がわかったそうだ。遺族の方もおられて、喜んで下さっているようだ。
詳しいことがどこまで書けるかわからないが、とにかくこうやって、あの手帳を、持つべき方の手に渡すことができるかもしれないと思うと、本当に何かに感謝したくなる。
こちらの「山下大尉の手紙」の方も、どなたか知り合いかご家族の消息がわからないものかしら。と、つい、うれしまぎれの欲が出たりして。
わけもなく、心が震える。
長い年月を超えて細々と伝えられた来た、人の生きたあかし。
それを守って、手渡せたと思うと、生きてきた責任を少しは果たせたような気もする。
そして、この「いたさかランド」を作っておいて本当によかったかもしれないと、それも何者かに感謝したくなる。