水仙ごろごろ
多分水仙だと思うんだけど、芽が出かけた球根が庭のあちこちに、ごろごろ転がっている。昔田舎の実家の庭でもときどきこういうことがあって、地中で育ちすぎて数が増えすぎた球根が、押し出されて地上に転がりだしてくるのだと母が言ってたっけ。さしあたり、上から土をかけてやって、何だかソフトバンクホークスの選手たちが、優秀なライバルが多すぎてなかなかレギュラーになれず、よそに出て行ったりするのに似てないかとか思っていたら、昨日は劇的にリーグ優勝を逃してしまっていた。去年よりはいい順位だし、まあそう悪くもないんじゃないかと思うけど、選手たちはまるで高校野球のような嘆きぶりで、よかれあしかれ、この若々しさがチームの強みなんだろうとも思う。
それにしても、負けはしたもののこの重要なホークスの試合で、前半を無失点で抑えたのが板東投手なのには驚いた。いつのまにやら立派になったものだ。昔彼がインタビューで、無人島に何を持って行くかと聞かれて「猫ですかね」と言ったのが印象に残っている(大昔の記事なので、リンク先はほぼ見られません)のですが、最近の映像を見るとやっぱり猫が好きらしい。というか、実家の猫さん二匹とも一匹は黒光りしてるし、一匹は立派な三毛だし、えらくでかくてさぞや大切に飼われているんだろうな。
今日は外界は33度という、人をなめまくった気温である。その熱波の中、隣町まで買い物に出かけ、おかずなどいろいろ買いこんできた。明日も暑いらしいから、エアコンつけて、ベッドに転がり、しょうもない読書にふけろう。
本当はそんなことをしている時じゃない。電子書籍で出版予定の「水の王子・村に」の作業がほぼ大詰めであと一息なのだが、最終の校正チェックが、いくらやってもまちがいが見つかってなかなか終わらない。細かい作業でイライラして、何かもう、自分の原稿を見るのもいやになって来た。
とっとと仕上げて、少しも早く次の仕事にかかりたいのに、いつまでも埒が明かずに引き止められている感じで、ストレスがもうはんぱない。そうかと言って、ここで雑な仕上げをして、ミスを残したまま出版してしまったら、四月からこのかた、これに費やしてきた作業と時間が無駄になってしまう。
本当にイラつくよう。
まあ、ぼちぼちと、できることからするしかないか。さんまでも焼いてごはんを食べよう。