油断もすきもあったもんじゃない
めちゃくちゃ暑かったので、冬服をあらかた片づけ、灯油もじゃかすか使っていたら、今朝は何だかうすら寒くて、洗濯かごに放りこんでいた中から、あわてて、ぼろぼろの古いカーディガンを出して着ている。ほんともう、油断もすきもあったもんじゃない。
庭ではバラが次々に咲いている。もう、この豪華なピンクのやつなんて、その美しさを写真にどう撮ったらいいのかわからなくて、手が震えそうになる。どうせ数日中には、ばっさり散るんだろうなと思うと、なおのこと。
ちなみに、前に書いた最古参のバラですが、二輪の花をつんで、家の中に飾りました。そして今朝よく見たら、なんと他にも三つの花がついていました。こいつも台所のシクラメン同様、目覚めたら一気に目覚めるくちかい。あー、早く周囲の草取りをして、晴れ舞台を作ってやらないと。
イースターにはきわどく間に合わなかったのですが、ネットで買った陶器のどっしりした立派な卵が到着しました。貫禄迫力充分なので、玄関のウサギの置物のそばに置いてみました。このウサギは、この家を建ててすぐにうさぎ年に落成した記念に買ったもので、天神の今はなきイムズの入り口のめちゃ高い西洋雑貨の店で買ったもの。何だかんだって、あのころは私も羽振りがよかったんだな。
気に入ったのはこのウサギ、ドイツ製かなんかで、まったくかわいくないの。ノウサギみたいにやせこけて鋭い目をしています。そこがもう大好きで、ボンドで固定して、玄関先に番させてます。卵もひょっと盗られたらいやだから固定したいけど、それももったいないし、そろそろ家の中に入れるかな。
今朝、病気持ちらしい、毛の剥げて弱った野良猫が、私がトゲトゲの木の切ったのを入れないよう押し込んでいたウッドデッキの下のはしっこに、なんとか座っていました。追い払うと名残惜しそうに甘い悲しげな声で鳴きながら、そろそろと逃げて行きました。かわいそうなんだけどなあ。もうあまり長くはないかもしれないし、一匹だけなら、何とかしてやりたいのだが、またぞろぞろと来られてもなあ。
四月いっぱいに仕上げたかった仕事、何とか昨日完成しました。めでたいんだけど、今からまだコピーやら整理やら、いろんな作業が山積みなので、気が抜けません。ずいぶん注意はしてたつもりだけど、がんばりすぎて、身体を痛めてるような気もするし。ぼちぼちそろそろ行きます。