紛争の火種

来年の定年に備えて、大学の研究室を片づけているのですが、私はプラスティック製の衣装ケースを２０個近く棚に並べて書類の整理に使っていて、それを空にしたはいいが、誰かにもらってもらわないとと思っていたところ、学生の一人が「母がいくらでもほしいと言ってます」と言うので、喜んでひきとってもらうことにしました。
他の学生にも「いるならやるよ」と数個持って行ってもらいました。

そこで、ふと、猫の寝床にいいかもなと思って、二個だけ持って帰り、毛布をしいて置いてやったのですが、喜んで入りはするものの、少し小さすぎて全員が一度に入れないため、はみだした一匹がぐれて、毎晩何かと争いのもとになっている模様。

しょうがないので、そのケースはまた研究室に返し、大きめの深いケースを新しくわざわざ買いました。一応おとなしく入っているようですが、また余分な出費が。猫一匹、死ぬまで飼うと２２０万円という試算があるそうですが、これもその一部か。

しかも、そのケースを猫のいるへやに運んでいる途中、ストーブの上のやかんにひっかけて、ひっくりかえしました。さすがに火はついてなかったので、お湯ではなくて水でしたが、あたり一面水浸しになりました。台所の古い布巾を総動員して水を吸い取り、おかげでストーブも畳もきれいになりましたが、マッチが一箱ぐしょぬれになり、今、火の前でかわかしてるところです。復活するかな。

行きつけの雑貨屋さんに行って、金がない金がないと言いながら、気晴らしの買い物をし、仕事のぐちをこぼしていたら、同情されて優しい色のピンクのバラをもらいました。今日は年末調整の書類を締め切りぎりぎりに出しに行ったのですが、事務の人は親切に教えてくれて、事なきを得ました。何やらもう、皆さんのお恵みで生きのびているような気がします。（笑）しかし、この手の書類、毎年、来年こそはきちんと書いて必要書類もそろえて行こうと誓いながら、結局定年までいいかげんなままだったなあ。

じゅうばこさん
まあ、あまり腐らずに、明日（２１日だからもう今日ですね）は早乙女さんの講演に行きましょう。
宗像の中央公民館で、６時半から８時半までです。
よかったら、どなたか誘ってきてください。当日券は６００円で、どなたでも入場できます。