黒いマグカップ

勤めていたころ、すなわち金があったころ、よく行く店で真っ黒けのカップを買いました。なんとなく温かい黒で好きだったのですが、これで紅茶を飲んでもコーヒーを飲んでも、何を飲んでるかわからんなあと思っていましたら、牛乳を入れるとすごくきれいなのに気がつきました。毎晩それで牛乳飲んでます。骨よ丈夫になれ。

今日は古典文学の授業で、なぜか「ウィルヘルム・テル」の冒頭の場面を学生たちと朗読しました。希望者というか、読んでもいいという学生に役をわりあててて、欠席がいたら私が代わって読むつもりでした。しかし欠席者がいなかったので、「いいよ、私はウシとヤギの声をやるから」と言いました。昔、家でヤギを飼っていたので、鳴き真似には自信があるのです。
で、適当なとこで、「めえええええ」と鳴いていたら、牛飼い役の男子学生が笑いをこらえて声が出せなくなってしまい、悪いことしました。（笑）

それにしても、宮崎のウシも飼い主の人たちもかわいそうです。専門的なことはわからないのですが、本当にあそこまで殺してしまわなくてはならないのでしょうか。そういうことが新聞でもテレビでも、いまひとつはっきりわかりません。