1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. ミーハー精神
  4. 期待と不安の試供本

期待と不安の試供本

今日は自費出版している小説「砂と手」シリーズ、全八冊の最後の三冊の試供品がAmazonから届く。きれいにできているといいけどなあ。これまで何度か色が変だったりいろいろあって、やり直したこともあったから、今回は三冊いっぺんだし、何だか生きた心地がしない。

それにしても、怒涛の勢いで作業したとは言え、よくぞここまでたどりつけたものだと、まだなかば信じられない。四十年放っておいた長編小説「水の王子」が完成したのもつくづく僥倖だったけど、「砂と手」もまた、紙本のかたちにできるなんて、頭の片隅ではいつかと思っていたけれど、実現できるとは思ってなかった。いや、まだまだ完成じゃないから油断はできないけど(笑)。

「水の王子」とちがって、このシリーズは装丁がかなり色合いが微妙で複雑で、出来がいいのはうれしいが、その分苦労もした。多分大手の出版社とかだったら、まず望めない要望だったろう。担当のdynamislifeさんの能力と意気があってこその幸運だった。

ひきつづき、「馬の中」シリーズもスタートする。前二つのシリーズで培ったノウハウがあるから、今回はかなり無駄なく作業が進むのではと、dynamislifeさんともども期待しているのだけど。これが完成したら、しばらくは創作や自費出版は中断して、研究と立派な死に方をする準備(笑)に打ちこんで、のんびり暮らす予定なのだけど、ここまで磨き上げた出版作業のマニュアルを使わないままにしてしまうのも惜しいなあと、ちょっと思ったりするのが自分でも嫌だなあ(笑)。

とりあえず「馬の中」第一冊の、シリーズ紹介と全作品解説のページに使うイラスト二枚を追加して描いた。これ実は昔に読んだ講談社少年少女世界名作全集の「ホメロス物語」と「ギリシャ神話」の箱の絵を写したのだが、私の絵が下手すぎて、もとの絵とは似ても似つかない分、盗作と言われる心配はなさそうだ。どこがどうちがうのか、見直してもよくわからない。我ながら下手さがすごいが、そこが救いでもある。

Twitter Facebook