にぎやかな浴室
昨日書いたように、私の年がやっと明けたので、いつもの花屋さんに行って、お正月の花を買って来ました。愛猫キャラメルが2000年に亡くなったとき、お墓につめてやった、ストックの花です。私にとっては、この香りはなつかしいキャラメルの匂いです。
紫の花は華やかで、やっと新年が来たみたい。
以前、キッチンに飾っていたいろんなものを、ごちゃごちゃしないよう気をつけながら、水回りに再配置して行ってます。
私は浴室の壁がマグネットになってるのを知らなかったものですから、これまでそこの壁をディスプレイするという発想がまるでありませんでした。それができるとわかったので、いい気になって、前はキッチンに飾っていた、プラスティックのお魚をずらずら並べて喜んでます。
重いものだと万一落ちたりした時に床を傷つけるので、マグネットフックも、この飾りも軽いものばかり選んでいます。
に、しても、そろそろこの辺でやめておかないと、また異様な空間になっちゃうな。もう遅いか(笑)。
前から時々考えていたように、タオルを新しく買って色を統一したら、ずっとカッコよくすっきりなるんだけどな。まだ決心がつきません。
多分、今、能登の被災地で地震のたびに崩れかけている家々も、こうやって愛されて、心をこめて育てられて来た家なのだ。そう思うと心が痛む。目の前のいろんな部屋の情景が、ふといつ消えるかもしれない幻のように見えてくる。
それでも、それがわかっていても、それだからこそ、今はせいいっぱいに、いつくしむ。崩れるか、残るか、それはわからなくても、できるかぎりは美しい時間を作る。そう決意しながら、でも、それよりも、まずはもうちょっと家全体の荷物を減らさないとなあ。
「はだしのゲン」を全巻注文していたのが届いたようだ。今日、書店から電話があった。コンパクトな文庫本7冊にまとまっているようで、値段は知らんが、予想よりも買いやすかった。実は原作はまだちゃんと読んだことがないから楽しみである。