人間らしい暮らし2-冬休み
玉ねぎはともかく、ロウを食ったら人間はやばいかな?
昔、飢え死にしかけた人がロウソク食ったって話なかったか?
この頃キャンドルに凝って、いろんなきれいなのをつけて遊んでいたら、ロウがたれて、テーブルセンターにくっついてしまった。
別に高いもんでも気に入ってたもんでもないんだけど、捨てるのも惜しくて、ロウをとるのにはどうしたらいいかなと思って、鍋で煮てみた。
そうしたらまあまあとれたので、よかったけど、今夜、冷たいご飯にオムレツに使って残ってた玉ねぎとミンチをいためたの混ぜて焼き飯にでもしようと思った時、その鍋使うのがどうも…一応洗ったけど、ひょっとロウがくっついて残ってたら、焼き飯に溶け込むことになるよなあ、と思って、結局やめた。
さて、どうしよう?
昨日の朝は風呂のお湯をためた後、台所の水を使いすぎて、うちの気難しいポンプめがエアーをかんで、水が出なくなった。業者を呼ぶまでもなかろうと思って、ポンプを開けて、水を流しこんだら元に戻ってくれた。朝の寒い中、寝巻姿で格闘したので、風邪をひくところだった。
まあしかし、いいこともある。
ラグラスで買っていた、バラの模様のとてもきれいなガムテープを、書庫に置きっぱなしにしていた4枚の鏡のふちに張って枠にして見た。この鏡はもう一年以上前、大学の改修工事でトイレの鏡が皆はずされて捨てられていたのを、もったいないと若い先生(よちさちうぼつさんだったりする)と二人、割れてないきれいなのを拾って山分けしたのだ。厚い、しっかりした立派な鏡だ。(ちなみに今のトイレは、立派な壁面いっぱいの一枚鏡になっている。)
でも、ふちをどうしようかと思って、ずっと置きっぱなしていた。バラのテープを貼ってみると、これがなかなか、みばがいい。玄関と居間に二枚づつ置いた。
「太平記」の上冊をようやく読み上げた。
私が、この本に興味を持つ一つは、逆賊尊氏の扱いである。平家物語のように、この話は善悪がはっきりしてなくて、悪者が滅びるのでもなくて、いろんな点ですっきりしない。そこがまた最大の魅力である。
「太宰府市史」は、以前にやりかけていた原稿の入ったフロッピーをようやく見つけた。まあ、どうあっても、今週中にはやりあげたいものだ。
しかし、明日からはもう授業だからなあ。どうしてくれようか。