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白菜とバレンタイン

いろいろな食材が値上がりしているらしい中、私が行くスーパーでは最近白菜が異常に安い。でかいまるごとの、ひとかかえありそうなのが198円とかで山積みされてる。おいしいし、使えるし、お役立ちなのに。生産者はこれで大丈夫なのかと、こっちが心配になる。

これは半分だけど、98円だもん。中から食えってネットにあったので、内側を切ってあるけど。

それとは別に、私の方は、散財しすぎて、銀行口座のマイナスがものすごいことになって来たので、ネットショッピングもライトノベル爆買いも安い花の買い占めもなまこ牡蠣も何もかも、当分緊縮財政でやめとかなくてはならない。そう言いながら、昨日初めて買ったアボカドに蜂蜜と醤油をあえて作ったサラダ(「今日のハチミツ、あしたの私」の記述から盗んだ)はおいしかったし、バレンタインのチョコレートが売り出されていると、きれいな缶がほしくて、ついいくつか買ってしまう。仏壇にお供えするのにちょうどいいのだよ。

文庫本も「聖おにいさん」の去年出た新刊やら、「総務課の幡上君のお弁当」やら、買いそこねていたものを、ついまた買ってしまったし。それを探していた間に、目に入った吉田秋生の「詩歌川百景」を衝動買いしてしまった。「バナナ・フィッシュ」など読みふけっていたころから、もう何十年ぶりだろう。先日萩尾望都の「ポー」の新刊を読んで、今どきにはない重苦しさと暗さを保った変わらぬパワーと格調に安心した記憶も新しいのだけど、今度はどうなのか、ちょっとどきどきする。

外に置いてる鬼瓦の回りの花も、だいぶ咲いてきた。

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カツジ猫