かこのぼくの、みらい(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、なんだかつかれているようで、
「うう、やばい。まいにち、ちっともしごとにならない」とぼやきながら、
でれでれと、ねたりおきたりしています。
このまえ、ひとにもらった「なし」が、おいしかったので、
「あのあじには、かなわないけど」といいながら、
すーぱーで、なしをかってきて、たべていました。
でも、たかいので、なかなかかえずにいたら、
きょう、ちょっとやすい、ぱっくがあったので、
よろこんで、かってきたら、いろがきいろっぽいだけで、
なしではなくて、りんごでした。
「なんということだ。わたしも、やきがまわったものよ」と、
かいぬしは、ぼやきながら、
「まあ、りんごも、おいしいからな」と、
まけおしみを、いっています。
ぼくが、いきていたころの、むかしのきじを、
ぶろぐから、ぬきだして、しょうかいしていたのも、
ようやく、ぼくが、このいえにきて、はんとしが、すぎたようです。
ぼくが、このいえでむかえた、はじめての、
くりすますや、おしょうがつですが、
かいぬしは、けっこう、じみにすごしてたみたいです。
そして、「わたしにしごとができるのも、せいぜいあとじゅうねん」とか、
「ねこたちは、それまでにみんなしぬだろうけど、
かつじだけはわかいから、どうなるか」みたいなことをかいています。
たぶん、かいぬしが、こんなことをしんぱいしはじめた、
これがさいしょじゃないかと、おもいます。
それからじゅうねんどころか、じゅうろくねんが、もうすぎて、
かいぬしのよそうしたとおり、ぼくのせんぱいねこたちは、みんなしんで、
ぼくもきょねんしんだけど、かいぬしは、まあまあげんきで、
まだなんとか、いろんなしごとをしています。
ぼくたちは、いきもののめにはみえないけど、
まえとおなじように、かいぬしのそばで、くらしているので、
なおのこと、じゅうろくねんもたったきは、しません。
かいぬしは、じぶんのかきこみをみて、
「うーん、しごとをたたんで、いえをかたづけるのが、
しょうしょう、おくれているな。
からだが、なんとかうごくのも、いまのうちだから、
はやく、かたづけをいそがねば」と、いっていました。
ぼくのかこのきじに、はじめて、ぼくのみらいのことが、
とうじょうしたので、なんだか、しんせんでした。
かいぬしは、そのころからずっと、
ぼくとわかれるときのことを、どっかで、かんがえて、
かくごして、かわいがってくれていたんだな。
ひょっとしたら、めちゃくちゃすきにならないように、
どっかで、きをつけていたのかもしれないな。
けっきょく、むだだったみたいだけどな。ふふん。にゃおん。
