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とりあえず、こちらを

野良猫問題について、参考になりそうな書き込みをまとめてみました。
長いの短いのいろいろですが、どうぞごゆるりと、いろいろじっくりお考えになってみて下さる時の材料にしていただければ幸いです。

ごらんのように、私は何につけても、ああだこうだと考えすぎる傾向がありますが、迷路に入って行動することをやめないように、気はつけているつもりです。

4月20日に追加しました。猫嫌いの人にとって、野良猫の餌やりはどう見えるのか、気になっていましたので。
○「庭も私も大忙し」

少し前、庭にいた野良猫の子猫を育てて、おうちを見つけてあげた時の話です。今では二匹とも超幸せになってるらしい。しかし、こういうことには、どうしても限界があります。
「三枚の皿」

せいぜい前向きに野良猫対策をしようとした時の体験です。こういうことでもしておかないと何より自分の気持ちがじわじわと狂って行くのを処理できませんでした。
赤いバケツ 野良猫対策

一番最近の、猫忌避グッズを買う心境と、主として高齢者のご近所の被害について書いたもの。とにかく状況や心境をお知らせしておきたかった。
○「泣けてくるわよ」

庭で死んだ猫をどうしたかという話です。精神的にはそうでもありませんでしたが、肉体的にはものすごく消耗しました。猫を恨む気はまったくありませんし、むしろうちで眠ってもらってありがたいと思っていますが、こんなことが度重なれば私の身体がもちません。
○「誕生と臨終」

他と重なる内容も多いですが、いろいろ、まとめてみました。
野良猫問題の背景について、少し前に考えたものです。

地域の方々と少しでも情報交換したいと、さしあたり組長さんへさしあげた手紙です。若くて良心的で精力的な方で、いろいろ工夫や努力をして下さいましたが、結局は「餌やり禁止」しか解決策は出て来なかったようです。これは野良猫の被害が大きくなっている地域の方々のお気持ちも反映したのでしょうから、やむを得なかったと思います。なお引き続き、ご相談を重ねて、よりよい方向の解決を模索したいです。
○組長さんへのの手紙(その1)(その2)

もうずいぶん前に書いたものです。猫を育てる上で生じる、さまざまな困難、病気、エサの確保、近隣とのトラブル、死後の処置、妊娠出産、そういったことにいっさい自分で向き合わず、親切そうな余裕のありそうな他者へ丸投げして、自分の中途半端な動物愛や地球愛に満足する人ほど、この世界を汚す人はありません。せめて、自分が目をつぶって見ないことにしていることのさまざまを、知るか、想像するかしてから、行動していただきたいという、当時の私の激怒は今も変わっていません。
○猫を捨てる人について 「朝の浜辺」コーナー「猫の入れ物」

これが一番古い、もう何十年も前に書いたもの。ごらんのように当時の私は、放し飼いの外猫派でした。
これは、そのような意識のもとに、自由に生きること、生きさせることの重要さも代償も、私なりに覚悟していた時代です。時代も状況も変化して、私のこの信念も変わりましたが、変わらないものもあります。
実は今も、「避妊手術をすることが猫にとっても幸せ」と言い切ることにはためらいがあります。それは、さしあたり人間にとって一番便利で都合のいい方策であるに過ぎず、当面、猫たちを守るためにはそれしかないというだけのことであって、最善とか最高とか言えるような確信は持てませんし、持つべきでもないと考えています。自分にとって一番便利なことが「自然」で「正しい」と言ってしまうことは私には相当危険に思えます。
○猫を連れて引っ越す 「雨の夜のある町から」

そうそう、動物一般については、こっちも参考になるかと。「動物登場」という本を出版したときの原稿です。人間と動物の関わりについて、私なりに考えた、ぎりぎりの結論のいろいろです。もちろん、反論も異論もおありでしょう。そのきっかけとしてでも、お読みになってみて下さい。

なおこの本は今では絶版で、どうかするとネットで法外な値段がついていますが、ほぼ同じ内容が、この原稿で読めますから、本は購入なさらないで大丈夫です(笑)。

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カツジ猫