民教連サークル通信より分散から分担へ
「むなかた九条の会」の活動などをしていて、いつも痛感するのは、だいたい同じ目的や志を持つさまざまな団体や組織の催しが、あちこちでたくさん行われているのに、日時がぶつかったり人が分散したりして、惜しいなということでした。この十年近くの間に少しずつではありますが、さまざまな方々の活動がつながって、分散するのではなく分担して、それぞれが組み合わさって効果が生まれる方向が生まれて来たように思います。
今回の集会は、そのとても大きな一歩でした。実行委員会の中でたくさんのすばらしい方と知り合い、集会を通して、そのような皆さんと、教育大や宗像市の、心ある人たちがつながりを持てた気がしています。
家庭でも職場でも地域でも世界でも、怠け者の私は「自分がいなくても皆が幸せでいられる状況」を作ろうと日夜めざしているのですが、それにまた近づけたのではないかという実感があり、うれしいです。(板坂耀子)
(2018年9月・大会感想)