破竹の勢い 2023年02月11日(土) 日記 えらく威勢のいいタイトルをつけてしまった。まあ、叔父の幼時の書き初めを安い軸装にしてみたり、菱岡氏の本の感想にかまけたりしていると、ふだん使わない方面の脳内筋肉が活性化するのか、家の片づけの方向性もどんどんだんだん見えて… [続きを読む]
「水の王子」通信(146) 2023年02月10日(金) ミーハー精神 「水の王子 山が」第三十九回 【村と世界の未来】 夜はすっかり更けている。窓の外では青く光る木が風にゆれて、部屋のなかがほのかに明るい。コトシロヌシが立ち上がって灯火の油をかきたてたので、さらにあたりは明るくなった。 … [続きを読む]
「水の王子」通信(145) 2023年02月10日(金) ミーハー精神 「水の王子 山が」第三十八回 【たまにはいいさ】 「君が母に話すのをためらっていたというのは、よくわかるよ」コトシロヌシはなぐさめるようにタカヒコネに言った。「何と言っても母親だし、それに母には父以上に得体のしれないと… [続きを読む]
「水の王子」通信(144) 2023年02月10日(金) ミーハー精神 「水の王子 山が」第三十七回 【兄は驚かない】 「ああ」コトシロヌシはうなずいた。「それであんなに気にしてたのか、タカヒコネは彼のこと。だけどいったい誰が化けてるんだろうな。昔、彼に会ったことのある村人もちっとも疑って… [続きを読む]
「水の王子」通信(143) 2023年02月09日(木) ミーハー精神 「水の王子 山が」第三十六回 【青い木のある家で】 「どうしたんだ?」コトシロヌシは少し驚きながらそう言って、扉を大きく押し開けた。「まあ入って」 タカヒコネは元気ない足どりで入って来て、「泊めてくれるか?」といきな… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(21) 2023年02月09日(木) 日記 目次【最初にお知らせ】【二つの特徴】【理屈っぽい江戸】【久足の場合は?】【戦闘モード】【おかる雪冤】 【最初にお知らせ】 少し前ですが、この本に対する川平敏文氏の書評です。以前の飯倉洋一氏のと同様、私のようなちゃらんぽら… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(20) 2023年02月08日(水) 日記 目次【失われた風景】【女性としては江戸も現代も似たようなものだった】【愛憎こもごも】 【失われた風景】 江戸時代の美化・理想化について、もう少し。 前にあげた、私の最初の本『江戸を歩く』の中には、当時カルチャーセンター… [続きを読む]
昔の書き初め、昔の童話 2023年02月07日(火) 日記 上の家はあいかわらず散らかりまくっているのだが、いつもやりはじめた片づけを頓挫させるのが、叔父(板坂元)や叔母の子どものころの書き初めらしい、半ば手作りのぼろぼろの軸で、どう考えてもまともな人なら即処分するゴミでしかない… [続きを読む]
そろそろ春が 2023年02月06日(月) 日記 プーチンと岸田の言うことすることを見ていると、大いに問題のあることを問題にさせないために、新たな問題を作るという作戦に出ているんじゃないかとマジで思い始めてます。 まあ、その話はまたゆっくりと。 お金はないけど、せいぜ… [続きを読む]
「水の王子」通信(142) 2023年02月06日(月) ミーハー精神 「水の王子 山が」第三十五回 【息子と娘】 はじかれたようにふり向いた三人に、歯のない口で笑いかけて、スクナビコはよたよたと、かたわらの椅子に腰を下ろした。 「だってそりゃ、無理もないでしょう?」タカヒコネは言い返し… [続きを読む]
「水の王子」通信(141) 2023年02月05日(日) ミーハー精神 「水の王子 山が」第三十三回 【家族の事情】 オオクニヌシが目を見はったのも無理はない。緊張し、ほおをかすかに染めたスセリはいつにも増して若々しく、ほとんど少女のように見えたのだから。 「オオクニヌシ」と呼びかけたそ… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(19) 2023年02月04日(土) 日記 目次【敵はいずこに】【蹴られていた犬】 【敵はいずこに】 渡辺京二氏『逝きし世の面影』は、幕末に日本を訪れた外国人の旅行記類から、当時の日本の人々の生活や文化を評価し賞賛している記事を紹介して、今では失われてしまったよき… [続きを読む]
息が苦しくなる 2023年02月04日(土) 日記 こんなことを言わせておくのか。 何から何まで、最低だ。 LGBTQなど性的少数者や同性婚のあり方を巡り、経済産業省出身の荒井勝喜首相秘書官が3日夜、記者団の取材に「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(18) 2023年02月03日(金) 日記 【私には江戸時代はわからない】 まずは、江戸時代について。 この第五章の最後すなわちこの本のしめくくりに、菱岡君は私たちがどのように江戸時代と触れ合っていくかについて述べている。 現代の感覚を基準にして見るのではなく、… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(17) 2023年02月02日(木) 日記 目次毒を食らわば皿までも実はすべてが説明資料 毒を食らわば皿までも いよいよ終章である。 本全体のキャッチコピーなどにもなっている、主として四つの名を使い分けた小津久足の、そのように名乗っていた理由を説明して、それがす… [続きを読む]