梅の寺に初詣 2023年01月17日(火) 日記 隣町の映画館でやってる「午前十時の映画祭」が、今「キャバレー」を上映してる。一念発起して見に行こうと早起きしたのに、燃えるゴミ出しだの洗濯だの猫のブラシかけなどしていたら出かけるのが遅くなり、九時五十分になってしまった。… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(11) 2023年01月16日(月) 日記 文庫めぐり そう言えば、一般の方が江戸時代の古い本を手にしてみたい、読んでみたいと思われたとき、どうしたらいいかを、少しお伝えしておかなければ。博物館のガラス越しに見るだけではなく、実際に触れて、ながめるのも悪いものでは… [続きを読む]
そらバイデンはウハウハだろうさ 2023年01月15日(日) 日記 昨夜寝る前にラジオをつけたら、岸田首相が得々として外遊の成果を述べる記者会見をやっていて、ことばのひとつひとつが胸が悪くなって消した。 私が若いころ、第二次大戦を扱った娯楽映画で、ナチスドイツに苦しめられるヨーロッパの民… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(10) 2023年01月14日(土) 日記 写本と版本 叔父の板坂元は、江戸時代について書いた本の中で、「本の山を積み上げたら、中世に比べて近世は、写本に対する版本(板本)の山が画期的に圧倒的に増えているのが特徴」と言っていた気がする(多分、「町人文… [続きを読む]
「メタモルフォーゼの縁側」のDVD 2023年01月14日(土) 日記 見ちゃったもんね。 ネットで予告編見たときは、雪さんは、もうちょっと小柄で上品なおばあさん、うららさんはもっとぼっさりもっさりした女子高生であってほしいと思って、つい敬遠してたのだが、映画としては悪くなかった。いいまとめ… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(9) 2023年01月13日(金) 日記 また前置きが長くてすみません 私だけかも知れないが、この本の第三章と第四章は、それぞれに、かなり歯ごたえというか読みでがあって、それは精力的過ぎる久足のせいか良心的過ぎる菱岡氏のせいか、何しろすごい…とつぶやいて、ばった… [続きを読む]
石垣島 2023年01月11日(水) 日記 わー、二つの連載?に正月早々突入して、泥沼状態になってる内に、そろそろ鏡餅もしめ縄も片づけなくちゃならない日付になっちゃった。 ちょうど暖かいし、明日は節分仕様に切り替えっかな。 ニュースを見たり聞いたりするヒマもなか… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(8) 2023年01月10日(火) 日記 定説の定着 江戸時代の紀行の代表が、「おくのほそ道」という定説というか常識を、この数十年かけて私はひっくりかえしてきたつもりなのだが、そしてわりと認めていただいてきてもいる実感があるのだけれど、それでもまだ中学高校の文学… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(7) 2023年01月09日(月) 日記 創作の動機 前二回で私がくり返した、「数万首の歌を詠んでいるような歌人たちのそれぞれの特徴を説明するのに、その中の数首の歌を紹介することで、いったい何かがわかるのか、伝わるのか」といった思いは、たとえば、そもそもその歌人… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(6) 2023年01月09日(月) 日記 それで何かがわかりましたか? 前回の感想で、自分が授業で和歌について学生たちに説明するのに、どうしていいのかわからない点をけっこうだらだら述べて、それを菱岡氏の本の第二章あたりで解決の手がかりがないか見つけようとしている… [続きを読む]
七草粥 2023年01月08日(日) 日記 あっという間にもう八日。 昨日は七草粥を作った。ごはんの残りをなべで煮て、スーパーで売ってた野菜セットを放りこんだ。ほこりっぽいような味であんまりおいしくなかったけど、まあまあ食べられた。そろそろしめ縄とかも片づけないと… [続きを読む]
ぼくも、おしょうがつ(カツジ猫) 2023年01月06日(金) 日記 みなさん、あけましておめでとうございます たいへんおそくなりましたが、 ことしもよろしくおねがいします。 かいぬしは、ぼくとたべるおさしみが、 「おしょうがつようだから、めっちゃたかい。 ねんとうそうそう、これが、さいふ… [続きを読む]
お日さまに照らされて 2023年01月06日(金) 日記 この数日は本当に寒かった。何しろ久しぶりに水まきをしようとしたら、いきなり水がとまってしまう。ヘッドにごみがつまったんならもうお手上げ、買い換えるしかないので、うんざりしながらホースを持ち上げたら、象の鼻みたいに宙にたつ… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(5) 2023年01月06日(金) 日記 前回の補充ー元資料の引用について 前回の前半の、「高級料理を屋台で提供する」試みについて、ひとつだけ補充しておきたい。菱岡氏の他者の説の引用を極限まで避けて、自分がその方面の専門家として原資料にあたって、それを用いて論を… [続きを読む]
中野三敏先生の思い出 2023年01月05日(木) 日記 菱岡憲司氏の著作の紹介のとき、中野先生に以前いただいた書評をちょっと引用したりしたので、その参考になればとも思って、去年出た追悼文集に寄せた、私の中野先生との思い出を紹介しておきたい。赤線の部分が菱岡氏の本の批評(第五回… [続きを読む]