「 岬のたき火」の巻

いろいろ、無我夢中で生きていたせいか、大学時代や院生時代の記憶が本当に薄い。それなりに深くつきあった人たちも多く、今こうやって年金をもらって無事に生きていける基本となった仕事につながる研究の基礎も作ったし、いろいろがんば…

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シジフォスは、ギリシャ神話に出てくるコリントかどこかの王様で、神々をだました罰として大きな石を山上に運び上げたら、すぐまた転げ落ちて、それを永遠にくり返さねばならない罰を受けている。たしか、ナチスが収容所でこれと同様、石…

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家に帰ったら、猫が何かを追っかけていた。 庭でカマキリに遭遇してさえ、目をそらして見ないふりをするヘタレ息子なので、何をつかまえようとしているのかと思ったら、茶色の脚の長い蜘蛛だった。若いのか、そういう種類なのか、それほ…

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うんと、つまらん、どーでもいいことから書きますと、カツジ猫のペットショップボードははずしました。 ５００万円の値段をつけて遊んでたんですが、何だか神さまが来て買って行きそうな恐い予感がしたもんで。 あいつが理由もなくいき…

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後期の授業用のテキスト「江戸文学史やわ」が仕上がって来ました。きれいでスマートな表紙で、裏表紙のキャラメルとカツジの二匹の猫の写真もばっちり。うっとりとながめていたら、ぎゃあ、一文字の脱字を発見。私のミスです。最後の原稿…

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みなさん、こんにちわ かいぬしは、あいかわらず、まいにち、いそがしそうにしています。 ぼくが、いつも、えさをねだっていたら、ゆうべ、とうとう、きれて、 「いいかげんにしなさいよ」と、おこられました。 ぼくは、いそいで、い…

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福岡教育大学の学長選挙については、この連載でも何度かとりあげました。 教育大が今のようにいろいろと問題の多い事態になった、大きなきっかけの一つは、寺尾学長が再選の時に、新人の対立候補に１２３対８８で敗れたにもかかわらず、…

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福岡教育大学の学長選挙が公示された模様です。 １１月に選挙があるというのは聞いていたのですが、かなり突然掲示されたようで、大学のホームページでも、見つけにくいです。 このところ数回の学長選挙では、毎回いろいろ思いがけない…

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ぎゃー。もうあまりにすることが多すぎて、今日のか昨日のかも忘れたが、毎日新聞の朝刊に首相の所信表明演説とやらが紹介されていて、「令和にふさわしい新しい国の政治を。その拠り所となるのは憲法。よって憲法論議を」とか何とか言っ…

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【鷗外の詩】 「断捨離狂騒曲」の本をさしあげた大学の先輩が、森鷗外の「扣鈕（ぼたん）」という詩を教えてくれた。教科書にも載る有名な詩らしいが私は知らなかった。軍医として従軍した戦場で、昔ベルリンで買ったボタンを落としてし…

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車は何とかまだ動いています。 というか、毎朝、出かける前に水を入れてやったら、どうということなく走ります。 どういうか、最後まで、がんばらせて申し訳ないような。愛着がつのって困ります（笑）。 でも、歩いて買い物に行く計画…

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夜の間に雨がふったのか、木々の葉がぬれています。ということは、今朝は水をまかないでいいのかな。今はうっすら陽が照って歩いて買い物にも行けそうな（笑）。 「紀行右よし野」は、きりがないので、今日二つの記事だけ紹介して終わっ…

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一昨日、叔母のいた町の銀行の貸金庫を十数年そのまま使ってたのを解約しに行った。ここの金庫室は広くて立派で、「ミュンヘン」の映画でアブナーがテロ組織（って国だけどさ）から金を受け取ったりする場面を見るたびに思い出す、きれい…

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みなさん、おはようございます でもまだ、そとは、くらいです。 かいぬしは、ろうかと、へやのあいだにある、がらすどを、 このごろ、みぎがわに、よせています。 ろうかに、つるしている、ふくが、ひやけしないように、 みぎがわの…

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田舎の家で祖父が離れを作ったとき、その奥の一部屋を自分の書斎にし、手前の一部屋が母と私の部屋になった。二つの部屋の仕切りの板戸は新しいのに立て付けが悪くてきちんと閉まらず、真ん中に透き通ったガラスもはまっていたりして、プ…

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