『大才子・小津久足』感想(7) 2023年01月09日(月) 日記 創作の動機 前二回で私がくり返した、「数万首の歌を詠んでいるような歌人たちのそれぞれの特徴を説明するのに、その中の数首の歌を紹介することで、いったい何かがわかるのか、伝わるのか」といった思いは、たとえば、そもそもその歌人… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(6) 2023年01月09日(月) 日記 それで何かがわかりましたか? 前回の感想で、自分が授業で和歌について学生たちに説明するのに、どうしていいのかわからない点をけっこうだらだら述べて、それを菱岡氏の本の第二章あたりで解決の手がかりがないか見つけようとしている… [続きを読む]
七草粥 2023年01月08日(日) 日記 あっという間にもう八日。 昨日は七草粥を作った。ごはんの残りをなべで煮て、スーパーで売ってた野菜セットを放りこんだ。ほこりっぽいような味であんまりおいしくなかったけど、まあまあ食べられた。そろそろしめ縄とかも片づけないと… [続きを読む]
ぼくも、おしょうがつ(カツジ猫) 2023年01月06日(金) 日記 みなさん、あけましておめでとうございます たいへんおそくなりましたが、 ことしもよろしくおねがいします。 かいぬしは、ぼくとたべるおさしみが、 「おしょうがつようだから、めっちゃたかい。 ねんとうそうそう、これが、さいふ… [続きを読む]
お日さまに照らされて 2023年01月06日(金) 日記 この数日は本当に寒かった。何しろ久しぶりに水まきをしようとしたら、いきなり水がとまってしまう。ヘッドにごみがつまったんならもうお手上げ、買い換えるしかないので、うんざりしながらホースを持ち上げたら、象の鼻みたいに宙にたつ… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(5) 2023年01月06日(金) 日記 前回の補充ー元資料の引用について 前回の前半の、「高級料理を屋台で提供する」試みについて、ひとつだけ補充しておきたい。菱岡氏の他者の説の引用を極限まで避けて、自分がその方面の専門家として原資料にあたって、それを用いて論を… [続きを読む]
中野三敏先生の思い出 2023年01月05日(木) 日記 菱岡憲司氏の著作の紹介のとき、中野先生に以前いただいた書評をちょっと引用したりしたので、その参考になればとも思って、去年出た追悼文集に寄せた、私の中野先生との思い出を紹介しておきたい。赤線の部分が菱岡氏の本の批評(第五回… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(4) 2023年01月04日(水) 日記 高級料理を売る屋台 どうやら著者の菱岡氏が、この書き込みをみつけてしまったようで、びびっている。だがもうこうなったら開き直って、ますます自分のことから書き散らして行こうと思う。というか、それしかない。 それで、さっそくだ… [続きを読む]
花々いろいろ 2023年01月04日(水) 日記 やっとこさ家中のカレンダーを新しいのに掛けかえ(いろんなところからいただくのを、何とか使っちゃろうと工夫するので、つい時間がかかるのさ。それでもまだ素敵な小さいのを一つどこに使うか決められないで残ってる)、おせち料理もほ… [続きを読む]
お鏡餅一覧(笑) 2023年01月04日(水) 日記 なんかもう、家中に鏡餅が多すぎて。この中でフェイクじゃないのは、うっかり買った一つだけ。あとは皆、陶器や布製。一応あると、全部飾ってやりたくて、こんなことにもなるのだわい。どれが本物かわかります~?(笑) [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(3) 2023年01月03日(火) 日記 商人魂 小津久足という人が、どのくらい有名かというと難しいけど、一般の人にとっては、芭蕉や馬琴や近松などに比べたらそれは全然有名ではないだろう。 最近では乗代雄介氏が『皆のあらばしり』というミステリ小説でとりあげておら… [続きを読む]
続・ツンデレ愛国 2023年01月03日(火) 日記 ラジオもテレビも、まだすきあればうじうじと、カタールのサッカーの話をしているようだし、年末にはまたどうせ、原発も防衛費もマイナンバーカードも放ったらかして、その話題ばっかり持ち出すんだろう。どうせ見も聞きもしないからいい… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(2) 2023年01月02日(月) 日記 嘘つきAI 先日NHKのラジオで、最近の電子頭脳は人間と対話ができるほど発達していて、「もっともらしい嘘をつく」ことまでできるようになっている、という話を聞いた。たとえばシーラカンスについて情報を求めると「フランス料理に… [続きを読む]
2023元旦風景 2023年01月01日(日) 日記 初日の出は、まあこんなものかしら。 掲示板のチラシも新しく張替えた。イェイ。 雑煮もおせちもどきも、なかなかにおいしかった。ラジオで美輪明宏の「金色の時間」を聞き、子どものころ母に教わった「ミネソタの卵売り」を、実に久し… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(1) 2023年01月01日(日) 日記 はじめに 私は一足先に読ませてもらいましたけど、この本はまだ予約注文だと思います。 でも、ぜひ買っていただきたいので、宣伝をかねて無駄話もまぜて、じっくりまったり紹介します。 感想が長くなりそうなので、はやばやと(1)な… [続きを読む]