お日さまに照らされて 2023年01月06日(金) 日記 この数日は本当に寒かった。何しろ久しぶりに水まきをしようとしたら、いきなり水がとまってしまう。ヘッドにごみがつまったんならもうお手上げ、買い換えるしかないので、うんざりしながらホースを持ち上げたら、象の鼻みたいに宙にたつ… [続きを読む]
「水の王子」通信(111) 2023年01月06日(金) ミーハー精神 「水の王子 山が」第五回 【コトシロヌシの独白】(続き) タカヒコネは山がくずれる前から具合がよくなかったから、ますますやせて、青ざめて、その分鋭い顔だちや、ひきしまった全身に一種のすごみがあった。だが私の父母の家にひ… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(5) 2023年01月06日(金) 日記 前回の補充ー元資料の引用について 前回の前半の、「高級料理を屋台で提供する」試みについて、ひとつだけ補充しておきたい。菱岡氏の他者の説の引用を極限まで避けて、自分がその方面の専門家として原資料にあたって、それを用いて論を… [続きを読む]
「水の王子」通信(110) 2023年01月05日(木) ミーハー精神 「水の王子 山が」第四回 【作者の説明】 ナカツクニの村の復興にともなって、新しい課題もいろいろと生まれて来ます。これもその一つです。 前回があまり長かったので、今回はこの章は、いくつかに分けますね。 それにしても… [続きを読む]
中野三敏先生の思い出 2023年01月05日(木) 日記 菱岡憲司氏の著作の紹介のとき、中野先生に以前いただいた書評をちょっと引用したりしたので、その参考になればとも思って、去年出た追悼文集に寄せた、私の中野先生との思い出を紹介しておきたい。赤線の部分が菱岡氏の本の批評(第五回… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(4) 2023年01月04日(水) 日記 高級料理を売る屋台 どうやら著者の菱岡氏が、この書き込みをみつけてしまったようで、びびっている。だがもうこうなったら開き直って、ますます自分のことから書き散らして行こうと思う。というか、それしかない。 それで、さっそくだ… [続きを読む]
花々いろいろ 2023年01月04日(水) 日記 やっとこさ家中のカレンダーを新しいのに掛けかえ(いろんなところからいただくのを、何とか使っちゃろうと工夫するので、つい時間がかかるのさ。それでもまだ素敵な小さいのを一つどこに使うか決められないで残ってる)、おせち料理もほ… [続きを読む]
お鏡餅一覧(笑) 2023年01月04日(水) 日記 なんかもう、家中に鏡餅が多すぎて。この中でフェイクじゃないのは、うっかり買った一つだけ。あとは皆、陶器や布製。一応あると、全部飾ってやりたくて、こんなことにもなるのだわい。どれが本物かわかります~?(笑) [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(3) 2023年01月03日(火) 日記 商人魂 小津久足という人が、どのくらい有名かというと難しいけど、一般の人にとっては、芭蕉や馬琴や近松などに比べたらそれは全然有名ではないだろう。 最近では乗代雄介氏が『皆のあらばしり』というミステリ小説でとりあげておら… [続きを読む]
「水の王子」通信(109) 2023年01月03日(火) ミーハー精神 「水の王子 山が」第三回 (作者の説明) 「村に」もそうだったんですが、この小説は書いていて、喜劇か悲劇かよくわからなくなることがあります。深刻かと思うと滑稽で。何だかひとりでにそうなるのが自分でも不思議です。 スクナ… [続きを読む]
続・ツンデレ愛国 2023年01月03日(火) 日記 ラジオもテレビも、まだすきあればうじうじと、カタールのサッカーの話をしているようだし、年末にはまたどうせ、原発も防衛費もマイナンバーカードも放ったらかして、その話題ばっかり持ち出すんだろう。どうせ見も聞きもしないからいい… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(2) 2023年01月02日(月) 日記 嘘つきAI 先日NHKのラジオで、最近の電子頭脳は人間と対話ができるほど発達していて、「もっともらしい嘘をつく」ことまでできるようになっている、という話を聞いた。たとえばシーラカンスについて情報を求めると「フランス料理に… [続きを読む]
「水の王子」通信(108) 2023年01月01日(日) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二回 【タカヒコネの独白】 おれはそのころ、湖に魅せられていた。 他に見るものがなかったからというだけじゃなく。 村でそこそこ長くくらしたから、海なら毎日いやというほど見た。だが考えてみれば、お… [続きを読む]
2023元旦風景 2023年01月01日(日) 日記 初日の出は、まあこんなものかしら。 掲示板のチラシも新しく張替えた。イェイ。 雑煮もおせちもどきも、なかなかにおいしかった。ラジオで美輪明宏の「金色の時間」を聞き、子どものころ母に教わった「ミネソタの卵売り」を、実に久し… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(1) 2023年01月01日(日) 日記 はじめに 私は一足先に読ませてもらいましたけど、この本はまだ予約注文だと思います。 でも、ぜひ買っていただきたいので、宣伝をかねて無駄話もまぜて、じっくりまったり紹介します。 感想が長くなりそうなので、はやばやと(1)な… [続きを読む]