ブロッコリー、じゃがいも、春菊♫ 2023年01月21日(土) 日記 あーもう、仕事が進まず虫のいどころが悪いと、しょーもないことにイラつく。NHKの朝の天気予報のコーナー担当のお姉さんだかおばさんだか知らんが、少し前に、今週来週大小の寒波が訪れるというのを、大関、関脇、横綱にたとえて話し… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(12) 2023年01月21日(土) 日記 はじめっから言い訳 言い訳からはじめると、そろそろこの本も半分を過ぎて名残り惜しくもなったし、そもそも準備不足だと文章ってどんどん長くなるものなので、今回はいつにもまして、関係ないようなことから、だらだらと話を始める。 … [続きを読む]
イワシの群れに囲まれて 2023年01月20日(金) 日記 去年の節分の時期に何だかとち来るってネットで買いこんだ、山ほどのイワシのぬいぐるみ、適当に家中に飾って、その内もうちょっと見られるようにレイアウトしようと思っていたら、そんなヒマもないままに、だんだんその狂ったようなイワ… [続きを読む]
優先順位がぐっちゃぐちゃ 2023年01月18日(水) 日記 映画「キャバレー」を見て来た。やっぱりいい。字幕が新しくなってたが、それも悪くなかった。ただ、昔の字幕を覚えているので、頭の中でそれが二重写しになるのには参った。最後の歌のエルシーに関するとこも、 彼女が死んで噂が立っ… [続きを読む]
「水の王子」通信(125) 2023年01月18日(水) ミーハー精神 「水の王子 山が」第十九回 【若い王の思い出】 フナドの家は都のはしの坂の上にあって、岩場の多い港を見下ろしていた。港というより船着き場程度の規模で、泊まっている舟も少なくて、小さい。家の前の庭では二ひきのマガツミを相… [続きを読む]
「水の王子」通信(124) 2023年01月17日(火) ミーハー精神 「水の王子 山が」第十八回 【ツクヨミの独白】 男が私たちを連れて行ったのは、小屋というよりかなり大きな建物で、明るく広く、さっぱりとしていて、飾り気のない同じような寝台がずらりと並んでいた。あちこちに食事をする大きな… [続きを読む]
梅の寺に初詣 2023年01月17日(火) 日記 隣町の映画館でやってる「午前十時の映画祭」が、今「キャバレー」を上映してる。一念発起して見に行こうと早起きしたのに、燃えるゴミ出しだの洗濯だの猫のブラシかけなどしていたら出かけるのが遅くなり、九時五十分になってしまった。… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(11) 2023年01月16日(月) 日記 文庫めぐり そう言えば、一般の方が江戸時代の古い本を手にしてみたい、読んでみたいと思われたとき、どうしたらいいかを、少しお伝えしておかなければ。博物館のガラス越しに見るだけではなく、実際に触れて、ながめるのも悪いものでは… [続きを読む]
そらバイデンはウハウハだろうさ 2023年01月15日(日) 日記 昨夜寝る前にラジオをつけたら、岸田首相が得々として外遊の成果を述べる記者会見をやっていて、ことばのひとつひとつが胸が悪くなって消した。 私が若いころ、第二次大戦を扱った娯楽映画で、ナチスドイツに苦しめられるヨーロッパの民… [続きを読む]
「水の王子」通信(123) 2023年01月15日(日) ミーハー精神 「水の王子 山が」第十七回 【再び都へ】 オオクニヌシはネノクニの都の入口に立って、門のようになっている、積み上げた石をながめていた。 「何見てる?」かたわらからツクヨミが聞く。 「変わってないもんだなあと思って… [続きを読む]
「水の王子」通信(122) 2023年01月15日(日) ミーハー精神 「水の王子 山が」第十六回 【夜の岩山】 「タカヒコネのことだが」岩山の崖の、風よけになるくぼみで、ちろちろと火をたいた上に、射落とした鳥の肉をかざしてあぶりながらツクヨミは聞いた。「王の器じゃなかったのか? なぜ都か… [続きを読む]
「水の王子」通信(121) 2023年01月15日(日) ミーハー精神 「水の王子 山が」第十五回 【空の旅】 「空を飛ぶのって、初めてか?」ツクヨミが聞いた。 「ああ、まあな」オオクニヌシが答える。 「もしかして高いところは苦手なのか」ツクヨミは横目で見ながらくすくす笑った。「さっき… [続きを読む]
「水の王子」通信(120) 2023年01月14日(土) ミーハー精神 「水の王子 山が」第十四回 【ツクヨミの見解】 「あいにくで悪いが、さっぱりわからんとしか答えようがない」ツクヨミは首をふった。「おれもイザナミも、マガツミは皆、ぬるぬるした、ただのごみとしか考えてなかったし、そういう… [続きを読む]
「水の王子」通信(119) 2023年01月14日(土) ミーハー精神 「水の王子 山が」第十三回 【オオクニヌシの疑問】 ツクヨミは台によりかかって、面白そうにオオクニヌシを見た。 「つまりいつでもそうしてあんたは、村に住みつく旅人たちを観察し分析して、それなりの対応を考えてきていたん… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(10) 2023年01月14日(土) 日記 写本と版本 叔父の板坂元は、江戸時代について書いた本の中で、「本の山を積み上げたら、中世に比べて近世は、写本に対する版本(板本)の山が画期的に圧倒的に増えているのが特徴」と言っていた気がする(多分、「町人文… [続きを読む]