「 岬のたき火」の巻

みなさん、こんばんわ おひさしぶりです。ぼくは、かいぬしにときどき、うざがられながら、 げんきにやっています。 このまえ、じぶんで、かおをかいていたら、めのしたの、 けのうすいところを、ひっかきすぎて、ちがでました。 か…

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ははは。最後まで憎たらしい生徒だった私の「まとめ」。３１日の記事のあとに書いてあります。でも、当時を思うと、わりと軽い気持ちで書いてるんだよね多分これ。怒られたらきっと、びっくりしたと思う。 　先生はちゃんと印鑑を押して…

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タイトルは、むろん日本のことじゃないぞ（笑）。 「水の王子」の短編集「渚なら」を書き終えたし、「山が」「空へ」の紙本＆電子書籍の出版もあとひと息にこぎつけて、ちょっと意気が揚がってるだけ。と言いつつも、机の回りはめっちゃ…

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第十一話・渚なら その昔、この沼にはクマノクスビ、アマツヒコネ、イクツヒコネという名の三人の兄弟が住んでいたという。本当の兄弟だったか、ただの仲間だったのかはわからない。彼らは、かつて草原を荒していて、タカマガハラのスサ…

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少し前、毎日雨が降りそうで降らず、水まきをするべきかどうか、迷う日が続いてた。ぱらぱらっと雨が落ちては、すぐかんかん照りになる空を仰いでは、「こけおどし」「嘘つき」「見掛け倒し」「だましやがって」などなどなど、思いっきり…

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第十話・溶けない氷（下） サルタヒコは首をかしげて、目をこらした。 　「こりゃ何じゃ？　ヌナカワヒメ」 　「あなたはあちこち、遠くの港にも行くから、ひょっとして似たものでも見たことはない？」 　「いや、ないな。何じゃこれ…

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第十話・溶けない氷（上） 「多分、これでもう大丈夫」ヌナカワヒメは、若い船乗りの足の副え木と包帯をたしかめ直して保障した。「ひと月とたたない内に、また船に戻れるようになりますよ」 　まだ子どものような船乗りは目を輝かせた…

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８月３１日　日曜　天候◯　起床６時０分　就寝１２時１０分 朝から新聞題字の整理をした。楽々はられるのもあるが大低（ママ）は糊がはずれて取れてしまう。はっては大急ぎでおしりの下にしいて、やっとくっつけた。 このやっかいな仕…

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８月３０日　土曜　天候●　起床９時０分　就寝１１時１０分 目がさめると、ポッタン、ポッタン、トタン屋根にあたる雨の音がする。所が全く便利の悪い事には私の家では、音がしたからと言って雨がふっているとは断定出来ないのだ。私の…

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菱岡氏から教えてもらっていたのですが、江戸の文人小津久足の肖像画が見つかったそうです。 　どうぞ、ごらん下さい！ って、これじゃ見えないか。その内何とかいたします（笑）。 今朝の読売新聞に載りました。小津久足の肖像です！…

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第九話・兄たち（下） 昼すぎてもまだミズハは、タカヒコネの部屋にいた。寝台の横の床に座って、せっせと布で何かをみがいていた。 　「それ何？」寝台の上からタカヒコネが聞いた。 　「あれ、起きたの？」ミズハはふり向いた。「ご…

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第九話・兄たち（上） 「あなた、赤とんぼが飛んでるわ」湖を見下ろす縁側の手すりによりかかって、洗ったざるを乾かしていたスセリが声をあげた。「夏もそろそろ終わりなのですね」 　「この冬の寒さがあまり厳しくないといいがな」火…

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とにかく、放出しなければ！ いや、もちろん、汚染水のことじゃありません（笑）。 予定はいろいろ遅れながら、家の片づけに邁進しております。書店からの返本で戻って来た数百冊を母の居た老人ホームにもらっていただき、ダンボール箱…

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８月２９日　金曜　天候◎　起床６時０分　就寝１０時３０分 ラジオ体操をしに駅に来て見ると、たいして早くも無いのにまだ誰も来ていない。下りの汽車が（この汽車が行った後、すぐ体操がまじまる）来た頃、やっと男の子が二、三人、ば…

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このごろ疲れているのかしら、二日続けて寝坊して、ラジオ体操ができなかった。パソコンで見て自分でやればいいのだけど、それも何だか業腹だ。 　何よりくやしいのは、ほそぼそ咲き始めた前庭の朝顔が、私が水まきに出たときは、もう店…

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