『大才子・小津久足』感想(16) 2023年01月28日(土) 日記 どれもこれもが名作に見える 前回の話が著しく途中で終わったので、少しくり返すと、要するに、紀行を紹介する論文はなかなか面白く書くのが難しく、だから私は、一つの作品を紹介するのではなく、作者の全体像の一部として紹介するか、… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(15) 2023年01月28日(土) 日記 事務連絡を少々 この本の著者の菱岡憲司氏の基調講演で、オンラインでの国際研究集会が行われます。ぜひご参加を。研究者の方はもちろんですが、郷土史家やさまざまなカルチャーセンターや読書会の関係者、参加者の皆さまにもどうか参加… [続きを読む]
ばっちしやん 2023年01月27日(金) 日記 雪は大したことはなかったけど、何しろものすごい寒さで三日間家にこもってました。買い物にも行かず洗濯物も干しっぱなし(これは忘れていたのですが)。今日やっと車を出して、スーパーであれこれ買いこんで、ついでによく行くお店でラ… [続きを読む]
「水の王子」通信(133) 2023年01月27日(金) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二十七回 【深まった闇】 「行きも帰りも同じ道っていうのもつまらんだろ」雲ひとつない空の下を、まぶしく輝く海を見下ろして舟を飛ばせながらツクヨミが言った。 「そうだな。いいながめだ」オオクニヌシも… [続きを読む]
「水の王子」通信(132) 2023年01月26日(木) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二十六回 【殺された男】 「あのころ都の中では新しい動きがあった」スサノオは二人の前の湯のみに、新しい茶をついだ。「若者たちを中心に、次第に年かさの者たちにも広がって行った。危険なものではなさそうだ… [続きを読む]
「水の王子」通信(131) 2023年01月26日(木) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二十五回 【夜な夜な考えても】 「さっきオオクニヌシがいきなりタカヒコネのことを言い出したから、驚かれたかもしれないな。私にもとめるひまがなくってね」ツクヨミは笑った。「あなたもなぜだかおわかりにな… [続きを読む]
「水の王子」通信(130) 2023年01月25日(水) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二十四回 【消える手がかり】 スサノオは小さく何度かうなずいた。そして粗末な木の湯のみに茶を注ぎ、それぞれの前においた。飲んでくれとすすめるように手を動かして、再び椅子に腰を下ろす。 「君は私とこ… [続きを読む]
「水の王子」通信(129) 2023年01月25日(水) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二十三回 【スサノオの暮らし】 スサノオの家は、高い四角な石造りの建物の中にあった。その建物は斜面によりかかるように建てられていて、高い階の裏口は坂道の途中に直接続いていたが、通りからの正面の入り口… [続きを読む]
けちな雪景色 2023年01月24日(火) 日記 たいがい、いろんなものを買いそろえて籠城、冬眠したつもりだったのに、ゴマが切れてるのを忘れてて、このところはまってた春菊との混ぜご飯が作れない。悲しいよー。 そしてなぜかヨーグルトは三つも買いこんでた。しょうがない。マル… [続きを読む]
男の風上にもおけない 2023年01月24日(火) 日記 私はジェンダーフリーもフェミニズムもなまぬるいと思ってるぐらい男女差別反対についちゃ過激な人間ですけど、あえてこういうタイトルをつけたくなるのは、岸田首相の国会演説だかその報道だかが、ほとほと腹が立つからです。 アベ首相… [続きを読む]
「水の王子」通信(128) 2023年01月24日(火) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二十二回 【マガツミの弁舌】 「当然だ。そのどこがわるいんだね?」一本足のマガツミはいきなり、世にもさわやかな歯切れのいい口調で言い出した。「人間にとって都合のいい生き物? それは人間にとって都合の… [続きを読む]
こんな画像がほしいですか? 2023年01月24日(火) 日記 そんなこったとは思ったけど、いまのところ雪はひとっかけらも降ってない。どうした横綱好きの女子アナ(笑)。 昨日はだめもとならぬだまもと(だまされてもともと)と思って買いこんでいたパンジーを植えまくり、ついでに枯れた花を刈… [続きを読む]
リンゴとお米は買ったけど 2023年01月23日(月) 日記 猫のカツジはゆうべ私が買ってきたおさしみは、お口にあってお気にめしたようだった。今朝はきげんよく爆睡している。スーパーで山ほど買い物をして、ひきずるようにして家に帰ったけど、まだ書い忘れたものがいろいろ。今日まではまだ暖… [続きを読む]
『大才子・小津久足』感想(14) 2023年01月22日(日) 日記 そこまで信頼する? さすが久足だなと思うのは、国学から離れて新しい基準でいろんな人の作品や考えを見て行くとき、批判して切り捨てた、かつての国学の作品や理論をカリカリ否定したりしないで、他の思想や作品と同等に、冷静に寛容に… [続きを読む]
「水の王子」通信(127) 2023年01月22日(日) ミーハー精神 「水の王子 山が」第二十一回 【老女は語る】 「予想してないこともなかったが、この都じゃタカヒコネの人気は昔のスサノオ以上だな」フナドの妻と息子が野菜のかごを家の中に運び込んでいる門口で、ツクヨミがオオクニヌシにささや… [続きを読む]