福岡教育大学物語46-わ、わ、わ

短い無駄話なので、そのおつもりで。

組合の先生からうかがったのですが、数年前、お知り合いの九州大学のえらい先生が、東京の学会で、他の先生から「九州大学は大変なことになっているようですね」と言われて、「いやそれは福岡教育大学のことです」と訂正したということです。

すみませんねえ、九州大学。

でも私、名古屋の大学に数年いたからわかるんですが、本州の人は熊本も鹿児島も大分も佐賀も宮崎も長崎も福岡もないですからね、頭の中には。全部「九州」でまとまってます(笑)。佐賀と福岡と大分のどっちが一番右にあるか知ってる人も少ないでしょう。

まあ私だって、茨城と栃木と群馬の位置関係なんて、ちゃんと言えと言われたら困るから、おたがいさまですけど。

でも、九州どころか日本の大学全体がいつこうなるかわからないという点では、福岡教育大学の状況は、どこの大学にとっても、そんなに遠い話じゃないと思います。

その内、外国の学会とかでも、「大変らしいですね」と言われたりして。

でも昔、大学紛争のころ私はまさにその渦中にいて、バリケード封鎖された学内を毎日歩いていたりしたんですけど、大学や学生自治会の状況がどうなってるのか、その場にいても全然わからず、目の前に見えているキャンパスの現状を、テレビや新聞のニュースでやっと知る始末でした。

その場にいなくてはわからないことと同時に、その場にいたらなお、わからないことも相当あります。

口はばったいことを申しますが、執行部から教職員、そして学生も、どこかで「あなたのところ、どうなってるんですか」と聞かれたときのためにも、見たり聞いたり話し合ったり考えをまとめたりしていてほしいと思います。

昔の私にはできなかったですから、ひとさまに言えた義理ではないけど。

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カツジ猫