福岡教育大学物語52-私の立場

ハラスメントの規程について、教育大の組合が出した最新のチラシと抗議文をコピーしてみたら、何とかうまく載せられたので、ご紹介しておきます。

いつもながら、細かくて水ももらさぬ論理構成なので、私の雑な話とちがって、満足される方もおられれば、疲れるかたもおられると思います。かいつまんで言うと、「かなり前から学長(大学だっけ)のハラスメントを訴えていた人がいるのに、数ヶ月も放置した後で、対処できないと拒絶した」ことに対する抗議です。

よそから見ている私とちがって、当事者に直接関わり、また緻密な論理と調査を駆使する分、強い怒りにあふれた文章になっています。
どうか、学長や大学当局は、この文章に同じ怒りで反応するのではなく、冷静に、上に立つ者の立場で受けとめて、善後策を考えていただきたいと切望します。何らかのかたちで、この規程を学長もふくめたかたちで整備する方向をめざしていただけたら幸いです。

前にも書きましたが、学長のハラスメントに対処する規程がないかたちになっているのは、決して組合だけではなく、大学全体にとっても、学長や執行部にとっても、とても危険で、まずいことです。少しでも早く何とかした方が、対外的にも、もちろん学内的にも、混乱を防ぎ、安定した大学運営をすることにつながります。

本当は今回のように具体的な事案が起こる前に、整備しておけばよかったのでしょうが、まあ物事はこうやって、具体的ないざこざをきっかけに問題点がわかるものですから、それもしかたがないのかも。

職員証の写真やその他のように、組合との感情的な対立の方に目を奪われて、問題をややこしくすることのないように、難しいのは承知で、大学側にはお願いします。

 

 

…とか何とか、私は学長も執行部も、これを読んで下さっていることを前提に書いているのですが、それにしても、じゃおまえはいったい何様なのかと言われそうなので、この機会に私の立場について、お話しておきます。

私は平成22年に定年退職して名誉教授になり、非常勤で今もお世話になっています。いろんな先生や職員の方から、定年後の教育大のことは聞かされていましたが、それは学内の皆さんが決める問題だし、私もいろいろ忙しいので、いっさい関わる気はなかったし、実はあまり関心もありませんでした。

定年前から「むなかた九条の会」(元学長の故・菰口治先生が初代の代表でした)の活動をしていて、そこで知り合った市民の方々が、市長も学長選考会議のメンバーであることなどから、教育大の問題に関心を持たれ、組合との話し合いをするようになって、私も参加する中で、理科系の名誉教授の先生方から、学長の公用車や研究室についての問題が気になるから質問をしたいので、協力しないかと言われました。(「質問」が受けつけられなかった結果、今は「抗議」に変わっています。)

協力したいとは思いましたが、私はその先生方のように、櫻井学長やご出身の理科系の講座のことを詳しく知らないので、ごいっしょするのは無責任な気がしました。
それで、何かちがうかたちで協力させてくださいとお約束して、このブログで大学一般に関する意見も含めて、自分の考えを書き始めました。

その中で、組合の先生から、公開してもかまわない、いろんな資料を見せていただいたり、教職員の方から、お話を聞くことも多くなりました。
それで知った現状の中には、あらためて私の感覚では衝撃的なこともいろいろありましたが、本当は学長や大学当局(法人)の側のご意見や見解も聞かなければいけないと、いつも思っています。しかし私の立場では、それは難しいことでしょうから、組合の方からいただいた資料をもとに、学長や法人の見解や方針は、公式に発表されたものを通して、推測、忖度する他ないのが残念です。

もしもできたら、市民の方々と、学長個人でも理事や法人側の皆さんといっしょでもいいから、話し合い、お考えをうかがう場が持てたらと、個人的には思っています。

前にも書きましたが、大学紛争時の自分の体験から言っても、現場や渦中にいると、驚くほど逆に情報がとどかないし、対立する双方の意見の片方しか耳に入らないことがよくあります。非常勤で組合員とは言え、私はあくまでも外部の人間ですが、そしてどうしても組合からいただく情報に基づくことが多いですが、そこをご理解いただいた上で、できるだけ多くの人に情報を共有していただき、またある意味無責任な意見を述べることで、考えるきっかけにしていただければと思っています。
何度も言いましたが、学長や法人を支持する立場の方のご意見も、聞かせていただければ大変ありがたいです。

なお、いらんことではありますが、私のブログをごらんいただければわかるように、私は現政権が大嫌いですし、平和憲法は生命にかえてもかどうかは微妙ですが守りたいですし、その他いろいろはちゃめちゃな好みや信念を持った人間です。そういう人間の言うことは信用できんとはなから否定されるのも困りますが、そういう人間だからと、まるごと信用されてもちょっと困ります。
あくまでも、参考として、他の情報や資料とも照らし合わせて、めいめいで、お考えをおまとめ下さるようにお願いします。自分の専門分野の研究論文なら、一応完璧に調べて絶対正しいと思ったことしか書きませんけど、当然ながらこれはそうではないですから。

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