福岡教育大学物語48-遊んでる場合じゃないようだ
教育大の先生にたまたま会って、少し大学院廃止のことを聞いたのですが、発表自体がぎりぎりだし、とても目立たないところに出してるので、見つけるのに骨が折れるぐらいだし、かわりになるらしい(というか、それだけが残る?)教職大学院の内容もまだよくわかってないし決まってないし、先生方も知らないとか。
この決め方自体が、かなり不安をつのらせるのですが、どうなっているのでしょうか。
私も定年退職してもう十年近いけど、まだときどき「大学院に行きたいけど」という相談を持ちかけられるときがあります。他にも、そういう相談を受ける人は多いと思います。どう答えたらいいのか、皆困っているのではないでしょうか。
ともかく、教育大のトップに対する疑問や不安のリストには、これも加えないわけには行かないでしょうね。ついでに、英語名称の件も入れておきます。私とちがって、外国語に明るい人たちにとっては、これも相当ショックなことのようですので。詳細は「再生を願う会」に記事があるので、探してお読み下さい。
それから、皆さんのご意見も聞きたいと思って、「この中から三つ選ぶとしたら、どれが一番許せない大問題だと思いますか。私(板坂)が選ぶのはどれだと思いますか」とクイズみたいなことをしていたのですが、何だかもう、この大学院の件を聞いていると、んなことして遊んでる場合じゃなさそうなので、私の選んだ三つを●で示します。○がついてるのは、これまで皆さんが選んで下さった分です。
なぜ私が、この三つを最大最高の緊急案件と思うかについては、この次に。
学生の教員免許をとりにくくした。○○
避難地域にもなっていないぐらい危険で、他にもいろいろ問題のある学内の土地に、特別支援学校を作ろうとしている。○
組合との団体交渉で、暴言や脅迫めいた発言をくり返す。
公用車に長期間にわたって家族を乗せる。
家族に研究室の鍵を与えて、研究室を使用させる。
教員の研究費を2年連続で半額に減らした。
学長になったあと、明け渡して講座のものにする慣例の研究室をずっと使用していた。
とにかくもう、講座や教職員からの、いろんな質問や申し入れにいっさい答えない。会いに行っても会わない。とにかく黙殺する。ひたすら無視する。○
昇任や採用の審査が不透明。●
給与や特別手当の基準が不透明。●
懲罰や処分の手続きが不透明。○●
組合の活動や、大学に対する裁判を起こした教員を、大学院の長や評議員や講座主任として認めず、承認しないし、相手にしない。
組合へのいくつかの対応を「不当労働行為」(法律違反)と最高裁で判断されたことに対し、いっさいコメントしないし、反省も謝罪もしない。
学長選挙でかなりの票差で負けたのに、学長になった。
学長の任期が終わった翌日から副学長として、学長室の隣に新設した室で学内行政に関わった。
学生や院生の論文を指導教員が共著扱いすることについて、明確な説明がない。
教員が起こした給与に関する裁判で、明確な反論がなく、それでも勝訴した。
学長のセクハラやパワハラに対応する体制は、あり得ないことだから、作っていない。○○○○
身分証明書に必要な写真の撮影方法について、教職員の意見を無視する。
学内の50メートルプールを25メートルに改修し、公式記録がとれなくなるなどの弊害を生じた。
英語の先生の意見も聞かないで、国際的に通用しない大学の英語名称を新しく作った
教職員に説明のないまま、大学院の大幅な改組もしくは廃止を突然発表した