福岡教育大学物語74-もう、これも古くなった

昨日書いたグラウンドの件ですが、特別支援学校を教育大の中に作ることについては、さまざまな問題点が指摘されていました。何より困るのは、問題点が充分に指摘できないほど、学内への説明がほとんどなされていなかったことです。
野球部が使用していたグラウンドには手をつけなくてよいだけの、特別支援学校のための敷地を、山を切り崩して確保することになっていたはずですが、その予算が不足したのかもしれません。そういうことも、よくわかりません。

学生に相談を受けた教員の方の投稿にもあったように、今後、更に特別支援学校の活動を保障するために、学内のさまざまな部活動やその他が制限されて行くこともあり得ます。それを、学内の教職員や学生と話し合うことなく決定して行くことは、誰にとっても、決してよい結果を生むとは思えません。

「再生を願う会」や「学長選を考える会」の記事をお読みになればわかるように、今回の件以外にも、これまでさまざまな局面で、学生たちも大学に対して抗議や要請や働きかけは行って来ました。しかし、どの場合も決して誠実な対応をしてもらっているとは言えません。大学のこのような姿勢が、どこまで通用するのか、私は不安でなりません。

ところで、このチラシの原稿(クリックすると大きくなります)ですが、グラウンドの件などが起こると、もはやこれも少し古い気がしてしまいます。

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カツジ猫