「聖お兄さん」のすごさ 2023年06月20日(火) 日記 やれやれやっとこさ、うっかり途中で公開してしまった「水の王子・丘なのに」の最新記事がアップし終わりました。長いなあ。そして相当恐いなあ(笑)。 庭と同様、家もさっぱり片づきません。読みかけの本や返事がまだの郵便物を入れて… [続きを読む]
チキンレースの年じゃない 2023年06月19日(月) 日記 戸外はどうやらまた熱波ですが、なぜか小さいこのわが家は、そよそよと涼しい風が吹き込んで、ひんやりとして、エアコンもつけずにすんでいます。猫もクローゼットの毛布の上で寝ています(笑)。 朝は涼しい内に燃えるゴミを出して水を… [続きを読む]
ねえ、野党さん 2023年06月18日(日) 日記 ただの思いつきなんですけど。 衆院選の政策争点、たったひとつでいいですよ。 「今の紙の保険証を守れ!」 ただこれだけで、もう十分。これだけ大声でくり返してれば多分、勝てます。 もちろん、あの恥知らずの自公政権ですから、た… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(15)/220 2023年06月18日(日) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第十五回) 【地下牢の女性】 この町は地下牢までも繊細な優美さをたたえていないと気がすまないらしい。クラド王がつけてくれた十数人の家来とともに、海岸の崖の下に広がった迷宮のような道を歩きながら、タ… [続きを読む]
明日は父の日 2023年06月18日(日) 日記 とか言ってたら、もう今日じゃないか(笑)。 何かと影の薄い父の日ですが、私は生まれて七十七年目にして初めて父の日を祝います。 何しろ私の生まれたときには、父は母と離婚してたか死んだかしていたみたいで、それ以後祖父母と母… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(14)/219 2023年06月18日(日) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第十四回) 【クラドの告白】 タカヒコはクラドの肩に手をおいた。 「いったい、何があったんだ?」 クラドはぼんやり顔を上げ、前の茂みの花を見つめた。 「タクハタ姫が病気になった」彼は何の感情… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(13)/218 2023年06月17日(土) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第十三回) 【霧の裏庭で】 もっとじっくり見てたしかめるべきだったかもしれない。 だがタカヒコは、なかば無意識にあとずさりして、そのまま廊下に出てしまった。扉を閉め、かぎを戻し、ぼんやりと階段を… [続きを読む]
ケアハラ? 2023年06月17日(土) 日記 気温が32度だか33度だかの猛暑だが、風はあるので案外涼しい。それをいいことに死んだ気で、庭に茂っていた野バラとジャスミンを刈り込み、表庭のアジサイの大群を少しだけ見られるようにしました。上の方がもうすがれかけているので… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(12)/217 2023年06月15日(木) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第十二回) 【塔の上の部屋】 「そこはどこです?」とりあえずタカヒコは聞いてみた。「あなたは、どこにいらっしゃるのです?」 「どこって、ここは地下牢ですよ。海岸の崖の下の」声はいらだったように答… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(11)/216 2023年06月15日(木) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第十一回) 【地下からの声】 最初は区別がつかなかったクラドの家来や侍女たちとも、この数日で話をかわす機会は増えた。その日も着替えて外に出ると、花の中で見覚えのある小柄な女官がせっせと枯れた葉や花… [続きを読む]
私ってエゴイストだったか 2023年06月15日(木) 日記 国会は何か目をおおう惨状だ。そもそも、防衛費増強に使う予算の財源がどーだこ-だと言う前に、いったい今の世界や日本の状況下で、防衛とはどうすべきことなのかという議論が、まるで一度もされてない。車やエアコン、パソコンを買うの… [続きを読む]
ぼくの、かいぬしが、みたゆめ(カツジ猫) 2023年06月15日(木) 日記 みなさん、たいへん、おひさしぶりです。 ぼくはげんきで、まいにち「ちゅーる」をたべています。 かいぬしが、べっどのもうふを、たおるけっとにかえたので、 ぼくはおもしろくありません。 まだ、もうふでいいのにな。 だか… [続きを読む]
ガラクタトランプ 2023年06月13日(火) 日記 これさ、ほんとは昨日いや一昨日書きたかったんだけど、菱岡氏の本の記事といっしょに書くのも汚らわしくて、つい先延ばしにしちゃったのだが、ニュースを聞きかじる限りでも、ほんとうにトランプって、ろくなもんじゃないな。そのポンコ… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(10)/215 2023年06月11日(日) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第十回) 【ばらの咲く町】 タカヒコは、ふかふかとやわらかいふとんの中で思い切り手足をのばして、伸びをした。窓の下のどこか遠くで女たちのやわらかい楽しげな笑い声が聞こえる。遠い波の音がそれに入り混… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(9)/214 2023年06月11日(日) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第九回) 【霧の壁の向こうには】 落ち着こう、といくら自分に言い聞かせても、心臓がのどから飛び出しそうだった。足元が変にふわふわした。タカヒコはとにかく足もとの細い小道に集中した。うねうね曲がりく… [続きを読む]