小津久足の本 2023年06月11日(日) 日記 お! 西日本新聞が『大才子 小津久足』の本を紹介してくれてます。 最後の一文もきけてますね。 SNSで「いいね」の数を競う承認要求に支配された現代人には、「無名」に照らされたその生き方がまぶしい。 昨日(2023年6月1… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(8)/213 2023年06月11日(日) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第八回) 【先手を打って】 「そもそもアメノワカヒコはどうやって、クラドの町に入っていたんだ?」コトシロヌシが聞く。 「以前は普通に船を降ろせたんですよ」タカヒコは説明した。「霧も靄もかかってな… [続きを読む]
6月3日レポート感想 2023年06月10日(土) 協力者列伝 6月3日レポート感想 板坂耀子 別に何かを予想していたわけでもないのですが、処罰を受けるときに「納得して受け入れるのと、納得しないで受け入れるのと、どっちが気持ちが楽か」という問いに、「前者がいい… [続きを読む]
秒読み失敗(笑) 2023年06月09日(金) 日記 予定がいろいろ押しまくっている中、ちょっと時間があるような気がしたもんだから、「憧れを超えた侍たち」とかいうWBCの記録映画を見に行きました。そうしたらひさびさの映画鑑賞にバテてしまい、昨日は爆睡してしまい、今、仕事を必… [続きを読む]
ある敗北 2023年06月08日(木) 日記 天気予報はこのごろよくあたる。今日も予告通り、昨日とはうってかわって、雨が降ってうすら寒い。まあ、水まきをしないですむから、よしとしよう。窓の正面、道をへだてて小さな茂みのような森があるのだが、そこの緑が美しい。 去年… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(7)/207 2023年06月08日(木) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第七回) 【対策会議】 その数日後、タカヒコはナカツクニの村を訪れたが、コトシロヌシたちには会わなかった。ツクヨミの店をのぞいてもいない。 どうしたんだろうと思いながら歩き回っていると雨が降って… [続きを読む]
あんたが未来をつぶすなら 2023年06月07日(水) 日記 こちらもぜひ、ごらん下さい。国会前の抗議行動です。こちらも。 あんたらが未来をつぶすなら、私らは未来を育てる。できることからするしかない。 そんな心境かな、今の私は。 笑われるかもしれませんが、私が今、小説を書いてい… [続きを読む]
洗濯も料理も庭仕事も 2023年06月07日(水) 日記 明日からまた大雨になるから、今日しか洗濯のチャンスはないと、ラジオ番組がこぞっておどかすので、朝から毛布もバスタオルも何もかも洗いまくって干しまくり、羽布団もクッションもついでに干した。それで外出したものだから、夕立でも… [続きを読む]
わが家の米騒動 2023年06月07日(水) 日記 ふわあ、もう。 何だか一気に「水の王子・町で」を書き上げてしまったんだけど、おかげで他の仕事は全部やりかけで、ぐちゃぐちゃ。どうしてくれよう。 先日、スーパーで米の大袋を買った。5キロのおまけに1キロついて6キロになっ… [続きを読む]
「水の王子・町で」(9)/212 2023年06月07日(水) ミーハー精神 「水の王子・町で」(第九回) 【カエルと花束】 「いやー、たまげた、ぶっとんだ」タヂカラオの家を出てかなりたっても、まだヤタはくり返していた。「おっしょさんがあんなにしゃべったの聞いたことがないや。ひょっとしてもうこれ… [続きを読む]
「水の王子・町で」(8)/211 2023年06月06日(火) ミーハー精神 「水の王子・町で」(第八回) 【うけつがれる命】 「わしは傷つかなかったよ」やがてタヂカラオはおだやかに言った。「アワヒメ、あんたがそんなに気にしていたのなら、すまんことだった。だがよ、ワカヒコさまのことで人が何を言った… [続きを読む]
「水の王子・町で」(7)/210 2023年06月06日(火) ミーハー精神 「水の王子・町で」(第七回) 【この町ができるまで】 競技場からほんの少ししかはなれていないのに、タヂカラオの家からは、人々の歓声はほとんど聞こえて来ない。曲がりくねった細い道が間をへだてて、そこにこんもりとした小さい森… [続きを読む]
国会前の集会 2023年06月05日(月) 日記 こんな集会、テレビではどうせちっとも報道しないんでしょうね。皆さん、見よう! 本日19時から国会正門前で行われる「入管法改悪の強行採決に反対する大集会」の模様を現地からライブ配信します。 集会終了後、スタジオに戻ってフォ… [続きを読む]
「水の王子・町で」(6)/209 2023年06月05日(月) ミーハー精神 「水の王子・町で」(第六回) 【競技場の少女】 「あ、サグメさま、よかった、ここにいらしたんですね!」 息を切らして数人のナカツクニの若者が、ばたばたと草の上を一同の方にかけよって来た。「あのですね、お話が、いえ、お願… [続きを読む]
気高いほどに美しい 2023年06月05日(月) 日記 庭には次々ユリが咲きはじめているのですが、中でもみごとな、ちょっと神々しいほどみごとな白いユリを思い切って切ってきて部屋に飾りました。家の中や写真では、その素晴らしさがなんかいまいち伝わらないんですけどねえ。でも庭で咲か… [続きを読む]