「水の王子・丘なのに」(2)/201 2023年05月28日(日) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第二回) 【彼のいた村】 そんなワカヒコが将軍として指揮していた船を下り、オオクニヌシが支配しているナカツクニという小さい村の実態を探って報告するよう命じられ、それっきり帰って来ず報告もあげず、オ… [続きを読む]
「水の王子・丘なのに」(1)/198 2023年05月28日(日) ミーハー精神 「水の王子・丘なのに」(第一回) 【少年時代】 「おお、やっぱり似てるねえ」タカミムスビはにこにこした。 「はい」タカヒコはかしこまって答えた。 誰にですかとは聞かなかった。タカマガハラで自分に向かってそう言われたら… [続きを読む]
もはややけ(笑)/199 2023年05月28日(日) 日記 どうなることやら知りませんが、趣味で書いてる小説「水の王子」の最新シリーズ二作、「町で」「丘なのに」、同時にできつつあるので、前代未聞ですけど、同時に公開連載します。 もう本当に、半分こちらの保存と作業のためのようなも… [続きを読む]
名のない男 2023年05月27日(土) 日記 ちょっと前の話ですが、例の立てこもり事件、妙に聞いててイライラしたのは、現職警官お二人と女性ひとりを殺して立てこもってる段階でも、容疑者だか犯人だかの名が「男」とだけでさっぱり報道されなかったこと。逮捕されるまでだめなの… [続きを読む]
「水の王子・町で」(2)/200 2023年05月27日(土) ミーハー精神 「水の王子・町で」(第二回) 【訪ねなかった理由】 タカヒメが岩に手をかけてのり出して見下ろす谷底の町は、こんもりと深い緑に包まれていた。その間から灰色や茶色の屋根がのぞき、黄色い敷石の道がとぎれとぎれに見えている。とこ… [続きを読む]
バラはまだ美しかった 2023年05月26日(金) 日記 夜中に上の家の仏間に行ったら、バラはまだきれいに咲いていました。 何となくこっちもはげまされて、そのへんを少し片づけました。 いろいろ、役に立ちそうなものも見つかったので、気をよくしています。 ハツユキソウも、まだあ… [続きを読む]
バラとハツユキソウ 2023年05月24日(水) 日記 何だか私の大好きな、ルイ・アラゴンの詩「薔薇と木犀草」を連想させるタイトルですけど、もちろん何の関係もありません(笑)。 けど、どっかのヘタレなリーダーのおかげで、あんなしょーもない政権を打倒する統一戦線がなかなか組めず… [続きを読む]
いつも最初は黄色 2023年05月23日(火) 日記 庭のユリがいっせいに開こうとしている。うれしいけれど何かもう恐ろしい(笑)。 今日トップを切って咲いていたのは、奥庭の黄色いユリ。通路を防ぐかっこうになっていたので、思い切って切ってきて、部屋に飾った。 何かもう、ほれ… [続きを読む]
すげかえ、すりかえ 2023年05月22日(月) 日記 おっ。 雨でしばらく庭に出ないでいたら、花に使う表現じゃないのはわかっているが、奥庭のバラは、たわわに開きまくり、去年、どこに植え替えていいか迷ったあげく決められないで、苦しまぎれにてきとーにフリージアの隣に移しといた… [続きを読む]
「水の王子・町で」(1)/197 2023年05月22日(月) ミーハー精神 「水の王子・町で」(第一回) 【見下ろす二人】 「何考えてんでしょうかね」峠の上から谷底に広がる町を見下ろしてタカヒメが言った。「こんな四方が山に囲まれた土地に町なんか作って、周囲の嶺から攻められたら、ひとたまりもないじ… [続きを読む]
2023年度前期集中講義用掲示板(3) 2023年05月21日(日) 協力者列伝 また長くなりすぎたので、こちらに移動します。 新しい記事はこちらに補充して行きますが、一応(1)(2)も見ておいて下さい。 プレゼンについて 1 6月10日に実施します。 2 一人7~10分をめやすにまとめて発表して下さ… [続きを読む]
広島とアウシュビッツ 2023年05月21日(日) 日記 完全にすべてを見たわけではないようだが、サミットに参加した各国の指導者や要人が、原爆資料館の署名簿に記帳した文章の数々を、ラジオのニュースで聞くと、まあそれなりの印象は得たらしい。それらのことばが、長く彼らの中にとどまっ… [続きを読む]
よう食うやっちゃらやなあ 2023年05月20日(土) 日記 ゼレンスキー大統領が突然サミットに現れて、軍事協力を要請するのは、何しろプーチンがバカなのだから、やむを得ないとは思うものの、これじゃ平和への希求どころか、単なる作戦会議じゃないか。 それに、お昼のニュースじゃ、各国首脳… [続きを読む]
伊方原発と地震 2023年05月19日(金) 日記 今朝がた地震があって、四国の伊方原発のあたりが震度4だったようだ。毎回、こんなことのあるたびに、ぞっとしてムカつくのは、四国の人たちにとっては伊方は地図で見るかぎり、海に突き出たとっぱ先の、万一何かあっても被害は少なくて… [続きを読む]
「あきない世傳」読み上げた 2023年05月19日(金) 日記 内外(私の)ともに、いろんなことがありすぎて、書くひまもないうちにどんどん日が過ぎてしまうのだが、とりあえず思いつくままに。 高田都氏の「あきない世傳金と銀」のシリーズ、本屋で見るたび、面白そうだけど十三冊もある、こんな… [続きを読む]