九条の会関係強行採決に抗議するビラ(フライヤー?と今は言うの?笑)
コピーして自由にお使い下さい。一部分でも全部でも。だいたいA4サイズのはずです。
一枚目
「最大の悲劇は、悪人の抑圧や残酷さではなく、善人の沈黙である」マーティン・ルーサー・キング
ご存じのように、安保法案は15日、衆院の特別委員会で強行採決されました。
野党のすべてが反対し、大混乱の中の採決でした。
国会には深夜まで6万(10万とも)人を超える人々が抗議に押し寄せました。
初めてデモに参加する人もたくさんいました。
首相の答弁は最後まで、支離滅裂でした。
「ホルムズ海峡のことは典型例じゃなくて具体例としてあげた」と意味不明な発言をしたり、「国民の理解が進んでいないのも事実だ」と言った一時間後に、「おおむね多くの国民の皆さまにご理解頂いている」と言ってみたり、まったくしどろもどろでした。
採決の時にはいなかったという情報もあります。
ちなみにNHKは、この委員会の中継をしませんでした(!?!?)。
国民の運命を左右し、国の方向を大きく変える決定を、見せることもできない国営放送と政府とは、いったい何なのでしょうか。
しかし、法案は参議院で可決されない限り、法律として成立したわけではありません。
つまり15日の委員会採決で「決まり・終わり」と諦めるのではなく、市民が呼びかけ続けて国会議員を動かしていくことはまだまだ必要なのです。
今30代くらいの男子たちなら、「諦めたらそこで試合終了だよ」というセリフがピンとくると思いますが、まさにその通り!
私たち市民、国民は、自分たちにとって今が望ましくないと思ったら、望ましい社会に作り変えるための政治を諦めない。
終わらせるべきものは、まともに議論も説明もできない法案を通すことに躍起になっている彼らの動き。
「戦争法はイケン(違憲)!廃案を求める」の声と活動を、もっともっと起こしましょう!
7月18日(土)17時からの赤間北口での集会に、皆さん集まりましょう。黙って見ているだけで充分です。お一人でも、気軽に参加して下さい。
(戦争法案に反対する市民集会inむなかた)
二枚目
戦争法案が強行採決された昨夜、国会前では6万(10万とも)を超える人々が抗議しました。上野千鶴子、香山リカ、山口二郎、そして学生たち。怒りと希望、そして優しさがあふれることばの数々を聞いて下さい。そしてあなたも、7月18日土曜日の17時に、赤間駅北口の集会に来て下さい。
(戦争法案に反対する市民集会inむなかた)
「私は、安倍さんとか石破さんとか、だいたい同じ世代なんです。こんな社会にして本当にごめんなさい。夏休みも近くて、楽しい時期なのに、こんなデモしなきゃいけなくて、皆さんとか、もっと下の世代の人が戦争行くかもみたいな心配までさせて本当に親世代の一人として申し訳ない」
「50代のデモもやりましょうよ。私たちには私たち世代の責任があると思うんです。若い人たちが頑張ってる、もっと年上の80代の人たちも動いてる。私たちの世代もやりましょうよ。一緒に頑張っていきましょう」
「何もしないでいることもできるけど、きっと私は後悔する。30年後、戦後100年を迎えるこの国で生活したいと願っているから。私は声をあげ続けるしあなたが一緒にいてくれたらすごく嬉しい」
「平和のため、と安倍総理は言います。しかし、傷つき、子どもを失い、原爆を落とされ、反戦を訴えてリンチされ、隣人に訴えられた、そんな人のためにこの言葉はあるのではないでしょうか。沖縄で米兵に強姦され家族にも言えず黙るしかなかった人のためにある言葉ではないでしょうか。政権与党から『女性は産む機械だ』とヤジを飛ばされる、学校に通うために借金を背負い、そんな生活をしなくてはならない人のための言葉ではないでしょうか。安倍政権は言葉を蹂躙しています。僕は彼を理解することは出来ません。彼の言うのは解釈という名の破壊ではないでしょうか。協力という名の従属、対話という名の黙殺、安全保障という名の見殺しではないでしょうか、そして平和という名の戦争ではないでしょうか。」
「いまの政府、自民党はみんなから始まった反対の動きにびびっています。だからこんな無謀な強行採決をせざるを得なかった。無責任の体系というのは、70年前、無意味な戦争をするにいたった。国立競技場ひとつまともに作れない政府が、アメリカからの要求を断れるはずがない」
「昨日、9766の学者の署名をすべての政党に届けました。学者を信じられないなら、大学はいりません。ある若い女の子が云いました。『戦争に行くのは男だけでしよ』違うんです。いまは女も戦争に行きます。女を使い捨てるのが、政府の進める『男女共同参画』です」
「今日、内閣は憲法違反を犯しました。これを放置すれば立法府全体が憲法違反をおかすことになります。しかしいまここで声をあげている人々がいる。今日は生きてて良かった。ありがとう」